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この街が好き 千住 ❤️

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千住に関するの記事をまとめました。古くからの文化発信の拠点として、食、銭湯、蔵、古民家、まち、芝居、映像、物語など多彩な記事が集まっています。是非今の千住を堪能下さい。
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#アート

【7月22日(土)〜開催】「地図と記憶をコラージュするin 千住」第2弾!@仲町の家

「地図と記憶をコラージュするin 千住」第2弾!仲町の家にて開催決定🎉2023年1月に家劇場にて開催した、まちの記憶と地図の展示とシルクスクリーンのワークショップイベントを、この夏は仲町の家で開催します! 地域でのリサーチを経て、展示の内容も前回とは変わります✨ 綴方書窓による文芸的なアプローチも考えていますので、ぜひお楽しみに。 会期:7月22日(土)~8月7日(月)  10:00~17:00 土・日・月のみOPEN 
※入場無料 場所:仲町の家(東京都足立区千住仲町

(仮称)コーミンカン!始めました。北千住に新しく生まれた「私設公民館」の話

北千住東口 築80年の古民家が「(仮称)コーミンカン!」になりました。初めまして。北千住が大好きなウマです。2022年9月1日。大好きで住み着いた北千住のまちに不思議なスペースを作ることになりました。その名も「(仮称)コーミンカン!」(以下、コーミンカン!) カタカナで「コーミンカン!」です。(仮称)も!も含めてが正式名称ですが、誰も正しい名前を言えたことはありません。古民家とかかっているという説もあるし、公と民の「間」でもあるし、英語のco[共同]-me[私]が手を繋いで

演劇的珈琲の在り方(ブレるカフェのこと)

こんにちは。バリスタのしば田ゆきと申します。 2017年のBUoYの立ち上げに際してカフェ立ち上げのお手伝いをしました。 何者かと聞かれると明確に答えにくいのですが、珈琲と場(店)と芸術が好きで、その近くで活動をしています。 立ち上げ時に設定したカフェコンセプト「ブレるカフェ」は、オープンからずっと大切に使っていただいて、嬉しい限りです。 BUoYに関わり始めてから時が経ち、再考したこのコンセプトのことを書こうと思います。 >舞台芸術と私の珈琲 私は現代美術が好きです。

BUoYお直し

こんにちは、初めまして。はしもとさゆりと言います。 BUoY(ブイ)には2017年の立ち上げ期から関わっていて、自分でも驚くことに、芸術監督の岸本佳子さんに次いでの古株になりました。現在は、遠隔でカフェスタッフの勤務の管理などを担当しています。BUoY以外では、お直しカフェという屋号で「自分でお直し、つまり手入れや修理、修復をする人をジワジワ増やす」を目的とした企画や執筆、ダーニングと呼ばれる繕い技法のワークショップなどを行っています。ちなみにこれは私の靴下。擦り切れたかかと

体験型作品へのご参加について

「まちがう手 ぶれる指」12月11日(金) 〜 17日(木)@BUoYでは、 新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに従い、予防を徹底した上で体験型の作品を展示します。 体験型作品について 私は日常生活で感じる違和感や身体感覚をきっかけに作品制作をする一方で、都内のマッサージ店でほぐしとストレッチを提供するセラピストを5年間しています。 マッサージ屋さんには肩や腰や色々な部分が凝り疲れている方達が今も沢山訪れます。 コリ固まった体を突貫工事のように自分の指で指定の時間内

12月11日からの個展について

12月11日(金) 〜 17日(木)まで、北千住BUoYにて、手をモチーフにした映像インスタレーション作品を旧作から新作まで全6点を展示します。 今年5月のオンライン個展から本展開催の経緯5月に北千住のBUoYにて個展を計画しておりましたが、緊急事態宣言のため延期となり、オンラインにて個展を開催いたしました。 その後日々を過ごす中で、自分の気持ちや思考、当たり前という感覚も更新されていき、手やそもそも触ることはどういうことなのかを考え始め、明らかにオンラインでの体験とオフ

ミリオン通り商店街

こんにちはBUoYスタッフの黒川です。 北千住の駅からBUoYに向かう道Googlemapでは民家を抜ける道を案内されるのですが、警察署のある大踏切通りを線路を背にして東京芸大あたりまで行きますと左手に、ミリオン通り商店街への入り口があります。 この通りにはかつて暮らす人たちの楽しみ『ミリオン座』という映画館がありました。今は庁舎になっていますが通りの名前だけそのまま残っています。 この先にBUoYはあります。はい、入ってみましょう。 *** 『ミリオン通り』 花

しなやかに、洒脱に、プロジェクトをつづけていく。「だじゃれ音楽」は止まらない!

「東京アートポイント計画」のプロジェクトのひとつ、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁(以下、音まち)」で展開中の「野村誠『千住だじゃれ音楽祭』」。音楽家の野村誠さんと共に、地域の人たちが気軽にだじゃれを言い合い、そこから音楽を生み出し、市民と共に作り上げる音楽プロジェクトです。別々の言葉をつなげることで生まれるパワーや意外性から、新しい音楽や新しい作曲方法を見つけています。 現在は、参加型のオンラインフェス「世界だじゃれ音Line音楽祭 Day1」を、2020(令和2)

BUoYノートはじめました。

こんにちは、北千住BUoY代表の岸本佳子と申します。 2020年10月11日、北千住BUoYは立ち上げから3周年を迎えました。(ちょうど前日放映のテレビ東京「アド街ック天国」にて、BUoYの地下スペースを取り上げて頂きました!) これから2週間ごとに、BUoYスタッフや関係者の雑感や自己紹介やおススメや作品等、徒然なるままに更新していきたいと思います。 現在、私は国内3カ所の新たなスペースの立ち上げに関わっているのですが、この3年間で自分の中でよりクリアになってきた課題

【イベントレポート・B面】“会えない”オンラインセッション。「だじゃれ音楽研究大会」の舞台裏

去る2020年5月31日(日)、「第4回 だじゃれ音楽研究大会」という不思議な名前のイベントが開催されました。レポートA面ではイベントの様子を、レポートB面では運営の舞台裏を、それぞれお届けしていきます。 「レポートA面」を読んでくださった方はご存知のように、「第4回 だじゃれ音楽研究大会」では、次々にゲストが登場し、最終的には国内外から総勢約20人の演奏者が集結。オンライン上で即興セッションを行いました。 スタッフ同士さえも“会えない”、“顔の見えない”状況で、どのよう

「だじゃれ音楽」で笑おう。「第4回 だじゃれ音楽研究大会《オンライン》」 開催!

「だじゃれ音楽」とは?「だじゃれ音楽」と聞いて、皆さんはどんな音楽を思い浮かべますか。 「東京アートポイント計画」のプロジェクトのひとつ、「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」で展開中の「野村誠『千住だじゃれ音楽祭』」は、地域の人たちが、気軽にだじゃれを言い合い、そこから音楽を生み出し、市民と共に作り上げる音楽プロジェクトです。「だじゃれ」は、別々の言葉をつなげることで生まれるパワーを楽しむもの。「だじゃれ音楽」は、その力を活かした、新しい作曲方法の開発に向けた取り組みで

集えない現在から動き出す、アート・アクション

人が動き、人と集い、人と交流することで、表現を紡いできたアートプロジェクト。しかし現在では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、人と人が集まって活動すること自体が難しくなっています。 それでも、そんな現在だからこそできるアクションもあるのかもしれません。それは例えば、息苦しさや孤独、不安、不便さ、分断のやるせなさに、アートらしく寄り添うかたちで。 今回は、これまで私たち東京アートポイント計画が関わってきた人や組織のなかかから、動きはじめたアート・アクションの一部をご紹

オンライン個展を開催します

こんにちは。現代美術家の石川佳奈です。 いつもは映像インスタレーションの作品を作っています。 オンライン個展開催の経緯5月に北千住のBUoYというギャラリーで個展を計画しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大により延期をすることになりました。 そこで、今回はオンラインにて実験的に個展を開催いたします。  連日状況は変わり、日々自分の考えも更新されていく中、今の問題意識や考えが腐ってしまう前に公開できたらと思った次第です。 私は最近のいろいろなニュースに感情を動かされるな

居間のいまを振り返る②

 前回は、2013年の居間 theaterの立ち上げから2017年〜2018年始めころまでの活動の流れをご紹介しました。今回の②では、それらのさまざまな活動がどういったことをやってきたのか、2018年の創作を踏まえつつ、2019年現在どのようなことを考えながら活動しているかをお話します。未読の方はぜひ、①からお読みください。 (※この記事は2018年7月に居間 theater WEBサイトで公開したものをベースに後半を加筆したものです) (top画像 photo by boz