「大人だって、泣いたらいいよ」を読んで。
まず本の帯にも書かれている様に、著者の紫原明子さんは何かの「専門家」ではない、自称「凡人」である。
お悩み相談の回答者として、何かの専門性を持っていたらそれに沿ってするのだろうけど、そうではない。そんな紫原さんがお悩み相談を引き受けるにあたってされた覚悟とは、どんなものだったんだろう。
本を読ませてもらって、同じ人間として自分の全てをさらし、生きてきた時間や経験、人生をかけて答えてくれている。そう感じる。
まずは思いを一緒に受け止めて泣いたり笑ったりして、その後「じゃあどうし