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【読書記録】017 めんどくさがりなきみのための文章教室

読書記録17冊目はこちらの本です。

Twitterでフォローしている方がオススメされていたことで気になり、読んでみました。

DaiGoさんの読書術の本で書かれていたメンタルマップに従って、まずはこの本を読む3つの目的についてです↓

①なぜ、この本を読もうと思ったのか?
→Twiiterでフォローしている方がオススメしていた。最近日記やカウンセリングのまとめなどを書くけれど、自分のことや自分の気持ちを書くことに苦手意識がある(時間もかかる)。そんな自分にピッタリな内容だと思ったから。

②この本から何を得たいか?
→自分のことや自分の気持ちを文章にしやすくなる方法を知りたい

③読んだあと、どういう状態になりたいと願っているのか?
→日記やまとめなどをスラスラ書けるようになりたい!

ちなみに、読書術の本にも書かれていましたが、『情報カードサイズの紙にメンタルマップを書いてしおり代わりに挟む』というのをDaiGoさんもやっているようです。
私はB7サイズのルーズリーフにメンタルマップを書いて、しおり代わりにしています。

(↑10冊セットしか見つからず…)

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さて、この文章教室の本は中学生向けの本になるのかなと思いますが、大人でも十分に参考になる本だと思います。
中学2年生の男の子 文岡健と、近所で出会った、健とだけ話ができるネコのダナイによる物語形式で、あっという間に読むことができます。

特に取り入れたいと思ったり、共感した内容について、まとめていきたいと思います。
1、2は共感したこと、3~6は取り入れたい内容です。

1 読書は文章を書くための基本

読書は大切、とよく言われますが、本の中にこう書かれています。

読書は、文を書くための基本。
たくさん読めば読むほど、自分の中に文章が溜まってくる。(P.34)

自分の中の感情が動いて、それを言葉にしたいときに、うまく表せないことがあります。でも、読書で似たような場面を何度も読んでいたら、自分の言葉で説明できるようになる、ということなのかなと思います。

最近は小説よりも実用書を読むことの方が多いのですが、自分の気持ちをうまく表現したいと思ったら、小説をもっと読みたくなってきました。

2 毎日日記を書く

毎日書き続けることは、とても重要。
続けていくうちに、文を書くことが、とても当たり前のことに思えてくる。
また、「日記に書くことはないか?」という目で周りを見ることで、気づかなかったことに気づいたり、見えていなかったことが見えてきたりする。
自然に、頭の中に文章が浮かぶようになる。(P.44)

実はGW前から手帳に日記を書くようになって、1か月半くらい続いています。
最初は仕事中に言われた、残しておきたい・忘れたくない出来事があって日記を始めたのですが、今は自分の思考を深堀りして思考の癖を見つけたり、通っているカウンセリングで心理士さんに話をするためのネタストックという役割になっています。

アンテナを高くするということは、意識して周りを見ること。
注意深く回りを見れば、書くことはたくさん転がっている。(P.58)
アンテナが低いと、自分の気持ちが、どんな風に動いたかが分からない。
本当はいろいろ感じているのに、見過ごしてしまう。(P.59)

確かに日記を書くようになって、自然とネタ探しをするようになったような気がします。
何かの出来事に対して感想を持ったときに、「あ、このこともっと深堀りしたいな、日記に書いておこう」と思うようになりました。

3 五感を使って文章を書く

五感を使って文章を書くと、読み手が情景をイメージしやすい。(P.85)
自分が、何を感じているか?
常に意識するのが大事。(P.86)

文章を書くときに五感を意識したことはない。
でも、小説を読んでいると、情景は浮かんでくるし、

4 語彙を増やす

伝えたいことがあっても、ボキャブラリー(語彙)が少ないと、表現できないときがある。(P.156)
ボキャブラリーを増やすには、本や新聞などを読んだり、テレビやラジオなどのメディアに触れると良い。また、知らない言葉に出合ったら、調べる癖をつけておく。そして、「ヤバイ」のように便利すぎる言葉は使わないようにする。(P.157)

もういい大人ですが、結構知らない言葉が多いですし、意味は知っていても読み方が違ったこともあります。
(大学生の頃、「お門違い」も「おもんちがい」って言っていました。当時一緒にいた友人からは指摘されませんでしたが、思い返すと恥ずかしい…)

最近は、読書していて知らない言葉があったら、その場でスマホで意味を調べるように意識していますが、「こんな感じの意味かな?」となんとなくで読み進めてしまうことも多々あります。

また、調べてもそのうち意味を忘れてしまうこともあるので、小さいメモ帳かふせん、それかスマホのメモアプリを使って、分からなかった言葉とその意味を書いておこうかなと思っています。

あと、「ヤバイ」以外に便利な言葉でいうと、「エモい」ですかね。
「エモい」という言葉自体を私はあまり使わないのですが、音楽とか芸術系で心動かされたときに、うまく言葉に言い表せなくて、「最高だった!」とか「良かった!」の一言で済ませてしまうことが多いです。
心動かされたり感動したときに、もっと具体的に的確に表現できるようになれるようにしたいです。3で書いた『五感を使って文章を書く』というのを意識したら良いのかなと思いました。

5 好きな映画やドラマの「感動ポイント」を探す

感動で、心が震えた。
そうしたら、一度立ち止まって考えよう。
自分は、どうして感動したのか? -この答えを見つけよう。(P.176)

4でも同じことを書きましたが、過去のTwitterの自分の投稿を見ていると、ライブ見終わった後など、本当に「最高だったー!」「良かったー!」ばかり書いてます(苦笑)

(つい最近も「良かった」だけで済ませていたことが分かって反省)

この本を読んで改めて自分のツイートを見返してみて、ライブや美術展に行ったときなど、「自分はなぜ良いと思ったんだろう?」と一度立ち止まって考えようと思いました。

コロナが治まってイベントに行けるようになったときには、noteに感想を書くようにしたいです。

6 自分の価値観を疑う

これは『誰でも必ず小説が1冊書ける方法』という章の中に書かれていました。

自分の意見を持つことは大切である。
しかし、それだけでは、物語は書けない。
色んな考えや、様々な価値観を持たないと、物語に深みが生まれない。(P.233)
新聞を読めばいい。それも、1社だけでなく、数社の新聞を読み比べるのがいい。
同じ事件も、A社とB社では、取り上げ方が違う。そこには、それぞれの新聞社の主義主張が隠れている。
どちらが正しいとか共感できるとかは重要ではない。
同じ事件に対して、どういう視点で見るかを読み取らなければいけない。
また、どの新聞にも、読者の投稿欄がある。それを読めば、様々な意見に出会うことができる。
たくさんの意見を読めば自分の世界観が広がる。(P.234~235)

一つの物事に対して、多面的に見るためにも、色んな意見を見ることは大事だなと思いました。
SNSでも色んな意見は見れるけれど、中には誹謗中傷もあったりして、見るのがしんどくなってくるので、新聞を使うというのは取り入れてみたいです。

おわりに

まとめてきた内容は、当たり前のことなのかもしれないですが、自分を振り返ってみるとできていないなと痛感しました。

これからも、アンテナを立てて日々を過ごして、読書、日記を続けていきたいです。

アウトプットについては、日記だけでなく、このnoteももっと使っていきたいなと思っています。
4記事連続で読書記録をあげていますが、日々思ったことを、日記の延長的な感じで、noteにも書いていきたいです。

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