自社農園は学びの場
こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。
私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
スクラムヒューマンパワーでは、農業受託業務など、
人材を派遣する事業を展開しています。
農業を志す国内外の人材を採用し、それぞれの農家さんにて
果物や野菜の栽培に携わります。
ご依頼をいただき、仕事をしながら、どんな課題があり、
どのような解決策が望ましいのか考えます。
それぞれの農家さんの弱い部分や脅威に、
スクラムヒューマンパワーはどのように対応し、
サポートできるのかを最大限に考えます。
この一連の流れが、「顧客の創造」につながっていきます。
SNSの発信や口コミで、去年の3倍の仕事をいただいています。
まだまだサービスは発展途上で、スクラムヒューマンパワーだけの
特別なものに成熟していません。
それぞれの農家さんの作業をこなしながら、経験を重ね、
より現場の知識を得て、「特別なサービス」へ
発展できるよう知恵を巡らせています。
私たちは農業の今、そしてこれからを知ることが求められているんです。
いくら頭で理解しても、実践に勝るものはありません。
自社農園はまさに学習の場なんです。
耕作放棄地、遊休地を借り、果物や野菜を自社農園で栽培します。
収穫や加工、販売までを仕組み化するんです。いわば「練習の場」ですね。練習する機会がなければ、なにか新しいことを学ぶのは
非常に難しいのではと考えました。
自社農園であれば、リスクがあっても挑戦できます。
自社農園で体験したこと、学んだことをお客様の農園で活かす、
また逆もあるでしょう。
相互に学んで、どんどん新たな経験を積んで行ってほしいと思います。
先日も自社農園にナスの苗を植えました。
フィリピンやインドネシアの女性も加わり、
皆で協力して作業に取り掛かります。
全部で600苗、通常2日ほどかかる作業も、
段取りをしっかりと考え行うことで、1日で終了することができました。
「学習」という言葉に置き換えると、
ナスの栽培の授業を実体験しているんです。
家庭菜園でナスを栽培したことがあるスタッフはいても、
本格的な栽培は初めての経験です。
出荷も視野に入れて進めているので、利益にもつながる予定です。
なるべく正しい答え、結果、成果を出す為に、
様々な情報を見聞きし、皆で考えます。
「うまくできるようになりたい」「美味しいものをつくりたい」
「安全な野菜を届けたい」そんな思いで、
スクラムヒューマンパワーは動いています。
単に農業人材を提供するだけではないんです。
自社農園を持つことで、
「練習の場」「リハーサルの場」が得られるんです。
実際に体験し、脳号の経験や知識、技術を高めていきたいと思います。
スポーツも同様です。
練習する仲間、環境、情報が備わっていることで上達へつながります。
学習する場は、教室、グラウンド、会社、工場、農園と様々に点在します。
これが私たちの学びの場なんです。学習する組織です。
スクラムヒューマンパワーは、ワクワクドキドキ、
ハラハラを楽しみ、仕事を創造します。