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時間芸術と空間芸術を行き来する


音楽は時間芸術で 絵は空間芸術

「時間芸術と空間芸術」検索して一番上に出てきたのがわかりやすいかったので貼っとく⇩

芸術には時間芸術と空間芸術があります。
音楽や映画、演劇、アニメ、あるいはゲームも芸術の範疇に入れるなら時間芸術になります。
絵画やイラストや建築、彫刻、写真などが空間芸術です。
つまりは時間の経過とともに起きる変化を表現するのが時間芸術で、ある瞬間における状態を表現するのが空間芸術です。

引用元https://rockinon.com/blog/yamazaki/197643#:~:text=%E8%8A%B8%E8%A1%93%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%99%82%E9%96%93%E8%8A%B8%E8%A1%93,%E3%81%AE%E3%81%8C%E7%A9%BA%E9%96%93%E8%8A%B8%E8%A1%93%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82


配信ライブがロロナ渦で一般的になったときに、現場に行かずともどこでも見れるとなったが、ネットフリックスやアマプラなどの配信サービスと並列に並ぶとも言われた。(売れてないミュージシャンの配信ライブがどうやってネトフリ、アマプラと戦うのかということになる)

上記の言い方をすると、三者ともに時間芸術であり、同じフォーマット(オンラインで時間を使ってモニター見るもの)であるためだ。まぁそれ以外の要素も多分に含まれているので、選択の理由としてはそれだけではないけどね。(自分もライブを生で見ることも大好きでよく行く)

音楽やライブってものは人の時間を奪う(使ってもらうもの)ものというのは確実にあって、SNSもそうか、もう時間の奪い合い競争。視覚の取り合い。ticktokを誰かが、自動時間搾取システム的な(ちょっと表現違う、忘れた)こと言ってたけど、ほんまにそうやなと思う。ショートで面白い瞬間だけを載せてるから見出したら、連続でスワイプしながら見てしまう。

(迷惑でもいいから)目立つもの、奇抜なもの、中毒性があるもの、世界観のあるもの、いいわるい、格好いい、ダサい諸々あるやろけど、とにかく人より抜きん出たものをやる、ワビサビってなに?それ美味しいの? てな具合。手段選ばないものもたくさん。全員がそこに並ぶから、やるしかないって感覚にも陥る。

その中で、表現を続けるなら、考え続けるしかない、ずっとどうすればええかわからんけど。こういったことを日々思うことがあり、音楽は時間芸術で 絵は空間芸術ということを考えることに至った。

共に似たような位置にある表現と思ってたけど、こういう観点から見ると全く別物であったと思うし、自分が続ける上でとても相性がいいんやなと思った。時間がない人でも、今忙しい人に音楽聞いてもらうことやライブに来てもらうことはハードルが高い、でも絵を見るだけなら、インスタに10枚貼ってたとしてでも数十秒で見れる。

もちろん音楽から表現することにのめり込んだし、売れてまいが、知られてないだろうが音楽家と思って動いてるので、音楽に触れて欲しいのはもちろんだが、自分の表現に興味持ってくれた人がいろんな形で、各々の置かれた環境の中で都合の良い形で触れてもらえるのは、嬉しいことだ。入り口はどこからでもいい。作っているものを見てもらうことが何より嬉しい。生きてる、生きる理由になる。

なんでもそうで続けることが一番むずかしい。始めるより、終わるより。
時間芸術と空間芸術行き来する。

好きで始めた
にも関わらず、音楽や絵を続けることは楽しく、ときに苦しくもある。それでも思考しつつ強く動いていこうと思う。現場に来てくれること、音源を買ってくれること、言葉にして褒めてくれること、いいねひとつとっても、やっぱり嬉しい、ありがたい、続ける理由になる。ありがとう。
自分にできること(しかできないこと)ってなんだろね。


自分の作るもろもろはこちらに

音源はKOH-GEN RECORDSにて


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