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水分補給と運動

運動を行う際にこまめな水分補給を心掛けることは多くの人が耳にしたことがあると思います。

トレッドミルでの運動は外での運動と異なり前に進みません。外で動く場合は必ず空気抵抗があり、それにより体にまとわる熱気が同時に流されます。しかしトレッドミルでの運動はその場にとどまるため体から発する熱気がまとわったままになりやすく通常よりも汗をかきやすい状態です。そのためハイアルチではレッスンの際、万が一にそなえて水分の持参をお願いしています。

それではどのくらいの頻度で水分補給をすればいいのでしょうか。

のどが渇く前に水分を補給することが脱水症状を防ぐために推進されていますが、それと同時に水分の取りすぎによる低ナトリウム血症と診断される人がマラソン大会などでは多く見られると言われています。

人間が摂取できる水分量には限りがあり、過剰に飲みすぎた場合は吸収されずに体外に排出されます。個人の体格によっても摂取できる量に差がありますが20分間で250ml以上の水分は過剰と言われます。
最近の研究ではのどの渇きに従って水分を補給するだけでも問題がないことが分ってきました。
また一気に飲みすぎると内蔵への負担も大きくなります。

ハイアルチでのレッスンは30分間です。基本的にはのどの渇きに従って適度な水分補給をしてもらえれば問題はないかと思います。もちろん脱水症状には気をつけなければいけませんが、30分間での過剰な水分のとりすぎにも気を付けましょう。




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