【慈愛】
先日の密教修行の合宿で皆様の愛を感じ、受け取ることができたのはとても大きなことでした。
振り返ってみれば、自分の本音を話せる環境がなかった。話そうとすると人は離れていく。
元々親との関係は絶望的に悪かったので、子供の頃から本音を話したことはない。
決定的だったのは、風邪をこじらせ寝込んでいた時、水を飲んでも吐く状態になり、自分で救急車を呼んだ時、カミさんはケラケラと笑って人のことを指差して笑っていた。
笑い者扱いにされた時だろう。
当然、彼女にも本音など見せようことなど、以降も思ったことなど一度もない。
違う言い方をすれば誰も信用できる人がいなかった。
他人の相談は受けるが自分が相談や本音を出せる場所は皆無だった。
それが今回、自分の感じていることを素直に出して、気づきをシェアし、愛というものが存在していて、守ってくれている。
もしかするとこれが「甘美」ということなのかもしれない。
愛されたい、と思っているうちは手に入らない。ある意味諦め、いわば諦観の状態になって得られるものなのだろう。
皆様の慈愛に包まれた状態だからこそ感じることができた世界。
世界は優しいのかも知れない。
その分、自分も深く愛せる気がします。
余談ですが、6/9は結婚記念日でした。
帰路の途中で彼女の好きなマカロンを買って帰りました。
そして、ハグして結婚記念日に一緒にいられないことを謝り、感謝を伝えることができました。
たぶん、この合宿に来ていなければ、そんなことはできなかったでしょう。
愛する皆様に感謝🙏😊
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