#9 日本一の子育て支援を掲げる町(と自負する)
1. 毎月3,000円or保育料無償 どっち?
子どものいる家庭に一子につき毎月3,000円給付するか、思い切って保育料を無償にするか…首長と担当部局が議論を繰り広げていました。
(首長) 「では、保育料完全無償化しよう」
保育料無償を看板施策に掲げる東彼杵町の子育て支援。その手厚さは日本一であると、自負しています。
私のイメージですと3,000円給付は子育て世代は全然嬉しくないし、毎月の全家庭に対して確認から振り込みまでの手続きを行う行政職員の負荷は相当なものです。票集めのためにバラマキ政策をすぐやりたがる政治家の先生方には是非現場目線で知っていただきたいなと思います。
2. 個性的な保育園がたくさんある
東彼杵町には個性あふれる民営の保育園がたくさんあります。ここにわざわざ近隣市町から通わせる保護者がいます。当然、近隣市町から通う子ども(非東彼杵町民)は保育料無償にはなりません。でも、来ます。それだけ保育園が充実している証です。もちろん、町内の待機児童はゼロ。都心部の保護者が見たら目玉飛び出てひっくり返るでしょう。ただし、”この情報を見ることができれば” です。1人でも多くの方がこの情報を知り、本気で移住を考えるきっかけになるように東彼杵町の公式Xにも出したりしてますが、私のnoteでもご紹介しておくことにします。
3. まだまだ上を
もちろん現状に満足はしていません。絶えることのないあくなき向上心。日本一と自負するのであればこそ、行政職員には現状維持ではなく常に進化し続ける子育て支援を期待しています。行政職員と共に京都と東京で開催される子育てや保育に関わる展示会に赴き、外の世界の空気や情報そして人脈繋ぎをすることも地域プロジェクトマネージャーの役割の一つです。
4. 次回予告
東彼杵町と言えば、お茶(と自分たちで言っている)。
聞くところによると今、世界的な抹茶ブームで日本には抹茶がないそうです。先日京都出張した際、高島屋のデパ地下で宇治抹茶を買うため開店前から外人が並んでいるとか。開店2時間もかからず売り切れるそうです。
ということで、次回は茶道について。