食箋【みりん】本みりんのススメ
こんにちは!心食セラピストのhifumiです。
栄養学、心理学、量子力学、哲学、生理学をベースに、
食べ物、飲み物等から主に心や身体の不調改善を提案する【食箋】
心理学、哲学等から主に心の不調改善を提案する【心箋】
生理学、量子力学等から主に身体の不調改善を提案する【身箋】
をご提供します。
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さて、以前「自然塩のススメ」を書いたので今日は「みりん」についてお話ししたいと思います。
調理の際、料理に甘みをつけたい、テリをつけたいという理由でみりんを使われる方もいると思います。
私も料理に甘みをつけたい時、コクのある仕上がりにしたい時などによく使います。
砂糖とお酒で代用できるからとみりんを使わない方も多いようですが、みりんだからこそ出せる味の深みもありますし、みりんは砂糖と比べて食後の血糖の上がり方をあらわす「GI値」が低く、内臓への負担を抑える事ができるのでそういった意味では身体に優しいと考えられます。
蒸した餅米、米麹、焼酎もしくはアルコールを原料にし、40日から60日程度かけて糖化・熟成させる本みりん。
この本みりんに類似した調味料としては、
・みりん風調味料
・発酵調味料
などがあります。
「みりん風調味料」はよく見かけると思います。
みりん風調味料は本みりんに比べて安いです。その理由は、みりん風調味料が本みりんのように時間をかけて作られておらず、水あめを主原料とするアルコール分1%未満の「甘味調味料」だからです。添加物で本みりんに似せています。
したがって酒税もかからず、本みりんに比べて安価になるのですね。
糖質の量は本みりんより、みりん風調味料の方が多いとされています。
本みりんの主な成分は、麹菌の酵素の働きででんぷんやたんぱく質を分解してできた生成物とアルコールであり、糖類、アミノ酸、有機酸などです。
そのため、甘味も強すぎず上品でありながら、料理にしっかりとテリやツヤを与えてくれます。
また本みりんに含まれる糖類やアルコールの作用で煮崩れも防いでくれます。
さらにアミノ酸などがたっぷり含まれているためうま味もしっかりと感じられ、コクのある仕上がりになります。
アルコールは、分子が小さいためアミノ酸や糖類などの食材への浸透も速くなりますし、良い事だらけですね。笑
「本みりん」は、お料理を作る時に是非使ってみて欲しい調味料です。
少しでも味が抜群に良くなりますよ✳︎
※ただしアルコールが入っているため、加熱しないで使う場合は煮切るなど工夫してくださいね。電子レンジでも煮切ることができますよ。
ちなみに私の大好きなみりんは…
「三河みりん」
です。本当においしい。
これ入れるだけでぐんとおいしくなる!おすすめです。
…と、今日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!