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【2022年度版】コンセプト型ジム・スタジオ店舗数ランキング

こんにちは。
渋谷、大宮などで3店舗のパーソナルトレーニングジム「Sharez」を運営している岡崎秀哉(@hide_sharez)です。

今回は「コンセプト型ジム・スタジオ」についてまとめていきたいと思います。まず、「コンセプト型ジム・スタジオ」とは何なのか?について解説します。何しろ、僕が勝手につけた名称なので笑

1.「コンセプト型ジム・スタジオ」とは?

「コンセプト型ジム・スタジオ」とは、クロスフィットや暗闇フィットネス、低酸素トレーニング、加圧トレーニングなど、特定のジャンルに特化したグループエクササイズを提供しているジム・スタジオと捉えて頂ければと思います。ヨガ、ピラティスなどもそれに該当しますが、規模が大きいので切り離し、暗闇フィットネスも一ジャンルを確立していると思いますので、切り離しています。

それら以外の特定ジャンルに特化したサービスを提供しているジム・スタジオにはどんなブランドがあるのか?についてまとめていきたいと思います。

2.【2022年度版】コンセプト型ジム・スタジオ店舗数ランキング

様々なコンセプト型ジム・スタジオについて、店舗数順に紹介していきます。各社のサービス内容、特徴についても簡単に解説していきます。

■クロスフィット
クロスフィットはそれぞれ運営会社や名称は異なりますが、アメリカのクロスフィットの認定を得たジムは日本に44店舗あります。
本家のサイトに世界中の認定されたジムが掲載されています。

■ハイアルチ(低酸素トレーニング)
「ハイアルチ」は、標高2500メートルレベルの低酸素空間を作り出し、その空間の中でトレーニングを行うことで、体内への酸素の取り込みを強化したり、脂肪燃焼を促進することをコンセプトとしています。一般の方から、持久系アスリートまで幅広い層に利用されています。
現在、31店舗を展開しています。
昨年同時期と比べて、3店舗増加している状況です。

■Orange theory(オレンジセオリー、サーキットトレーニング)
「Orange theory」は、グループパーソナルトレーニングの形で、ファンクショナルトレーニング、ローイングマシンでのエクササイズなどを組み合わせたインターバルトレーニングを1時間行い、高い心拍数と運動強度を保ち、身体作りをしていきます。
2023年1月現在、14店舗を展開しています。
昨年同時期と比べて、店舗数は変化していない状況です。

■ビューティーテラス(加圧トレーニング)
「ビューティーテラス」は、女性専門の加圧トレーニングスタジオです。
加圧トレーニングは2010年程には多くのブランド、店舗数がありましたが、一旦ブームが落ち着き、ブランド、店舗数も淘汰されてきました。
そんな中、生き残っており、店舗数を伸ばしています。
2023年1月現在、16店舗を展開しています。
昨年同時期と比べて、4店舗増加している状況です。

■マッスルジム(加圧トレーニング)
「マッスルジム」は、24時間ジムの中に「加圧トレーニング」のコースがある形のジムです。
2023年1月現在、13店舗を展開しています。
昨年同時期と比べて、2店舗増加している状況です。

■Oz(オズ、加圧トレーニング)
「Oz」は、加圧トレーニングのパーソナルトレーニングが受けられ、それに加えて通常のジム利用もできます。
2023年1月現在、7店舗を展開しています。
昨年同時期と比較して、店舗数は変化がない状況です。

■X BODY lab(EMSトレーニング)
「X BODY lab」は、装着することで電気で筋肉を刺激し、運動効果を高める「EMSパッド」を使います。装着した状態でトレーニングすることで、20分間で高い運動効果をもたらします。
2023年1月現在、6店舗を展開しています。
昨年同時期と比べて、3店舗減少している状況です。

■Surf Fit(サーフフィット、女性専門サーフエクササイズ)
「Surf Fit」は、サーフボードの下にバランスボールがついた専用機器を使って、まるで海の波の上にいるかのような気分で、不安定な状態を利用して全身をトレーニングします。
2023年1月現在、5店舗を展開しています。
昨年同時期と比較して、2店舗減少している状況です。
直営店舗は減少していますが、「Surf Fit」のプログラムを多くのフィットネスジムに導入しています。

■Evolv(エヴォルヴ、EMSトレーニング)
「Evolv」は、EMSが全身に搭載された専用ウエアを着用し、様々な器具を使って、少人数のグループで20分間のトレーニングを行います。
2023年1月現在、5店舗を展開しています。
昨年同時期と比べて、店舗数に変化はない状況です。

■SIXPAD STATION(シックスパッドステーション、EMSトレーニング)
「SIXPAD STATION」は、EMSパッド「SIXPAD」が全身に搭載されたウエアを装着し、15分間のトレーニングを行います。
2023年1月現在、3店舗(海外店舗含む)を展開しています。
昨年と比べて、2店舗減少している状況です。

■vision gym(ヴィジョンジム、EMSトレーニング)
「vision gym」は、全身にEMSパッドを搭載した専用のEMSスーツ「vision body」を着用してトレーニングする事で、20-30分間で高い運動効果をもたらす事をコンセプトとしています。
2023年1月現在、1店舗を展開しています。
昨年同時期と比べて、4店舗減少している状況です。

3.まとめ

まとめた情報を見て頂くとわかりますが、EMSを用いたパーソナルトレーニングサービスを提供しているジムは軒並み店舗数が減少しています。
これは個人的には、パーソナルトレーニングとの相性の問題が大きいと思っていて、装着することで「短時間で効果的に」というコンセプト自体はかつてブームになった加圧トレーニングと似ていると思っています。加圧トレーニングも一時期のブームは去っていますが、まだまだ店舗数を伸ばしているブランドもあります。
加圧トレーニングは似たコンセプトながら、自分自身で使うことは難しいですし、パーソナルトレーニングで提供することの価値があると思います。
一方で、EMS商品を装着してのパーソナルトレーニングに関しては、EMS商品自体は通販などで購入し、装着し、ながら運動に使ったりするイメージが強く、わざわざジムに行ってプラスαのお金を支払ってサービスとして使用する感覚が少ないのではないかと思います。
その根拠として、EMS関連の最大手「SIX PAD」を販売しているMTG社の情報によると、EMS商品自体は通販でしっかり売れており、それ自体のニーズがあることは証明されていると思います。

クロスフィットやハイアルチ、オレンジセオリーといった、比較的ハードなトレーニングを行うジムが増えている印象があります。

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