問題を0にする方法
東京都板橋区でアクセスバーズのサロン、HIDEMIサロンを運営している玉置佑帆と申します。思考のデトックス、脳の断捨離、と言われているアクセスバーズを施術しています。
新学期が始まりましたね。私の息子も小学生5年生。学習内容もグッと難しくなってきました。
息子が、算数の問題を出してきました。
実は調べてみたら3÷0は、数学としては理論が破綻していて、答えは0ではなくて、定義不可能、というのが答えらしいですが、0で割るってことが面白いですよね。
しかも0÷0だと「答えは無数にある」っていうのが正解らしいです。
問題を0にするには?
3÷0=0(0というより定義できない)
0÷0=0(0というより答えは無数にある)
というのを眺めていたら、いろいろ浮かんできました。
「3」を算数の3でなく、人生の困難や悩み、問題となっていること、苦痛、制限、悲しみ、重さだとしたら?
「3」でも「100」でも「10000」でも良いのですが、とにかく人生を滞らせている何か。
「0」を 答えを求めない、思考で考えない、何も問題はない、もうすでになかったこと、もうすでに自分は知っている など、0と考えてみることとしたら?
3÷0=(計算が不可能。定義できない)
最初に大きいと思っていた問題はすでにもう「3」ではなく、定義できません・・・と考えたら、すごーい!これこそマジックと思いました。
アクセスバーズを提唱している本部、アクセス・コンシャスネスでは、アクセスバーズ以外にも、人生をスムーズに流れていくように様々なツール(考え方や実践方法)があります。
その中に「問いかけ」というのがあります。
そして、問いかけたら、「答えを求めない」とあります。
「これは何?」
「これをどうにかできる?」
「これを変えられる?」
「これをどう変えられる?」
「これは何?」
と問いかけます。
私たちは思考を働かせているとき、良い・悪いや正しい・間違っているやいろいろな価値判断のもとに物事を見ています。私たちの人生は「定義」だらけです。
自分は「こんな人間」
仕事は「こうするべき」
親とは「こうあるべき」
「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」
などなど。
良いと思っていることすら、定義です・・・特に良いと思っている生活信条や、信念、社会規範・価値観だって、実はがんじがらめに自分をしばりつけている物だったりします。
良いと思っていることほど、自分としては手放したくなく、がっちりと抱え込んでいたりするものです。
自分の制限や思考や解決パターンって有限ですよね。そこから導きだす答えは、やっぱり限られてしまいます。ですので、「答えを求めない」のです。
問題1000を、
一生懸命、自分の思考やパターンや様々な定義や理由付けで割ります。
1とか2とか3とか、
はたまた楽に割れるように500だったりとか、1000で割ろうとします。
綺麗に割り切れたように見えても、
割り切れた数が小さくなっても、問題は決して0にならないのです。
問いかけをしたら、答えを探そうとしない。
「0」のように、 答えを求めない、思考で考えない、何も問題はない、自分は間違った選択はできないのだから、答えはすでに分かっている
などと思うことから始めてみることにしたら?
思考や定義、思い込み、制限すべて取り外したとき、ありのままを見たとき、どれだけの無限の可能性が広がるでしょうか?
「定義できない」ってすごいことです。
問題(1000)÷答えを求めない(0)=定義できない
定義しない÷答えを求めない(0)=答えは無数にある
息子の算数の問題のおかげで、とっても広がった発見と気づきを得ることが出来ました!息子のおかげで教えられました。
そして、アクセスバーズ講座で習う、アクセスのツール
「すべてはそう見えるものの逆であり、そう見えるものの逆は何もない」を
思い出しました。
そう見えるものの逆は何もない・・・それは「無」ということではなく、「定義しない」ことで得られる豊かさだったのですね。
タイトルの「問題を0にする方法」ですが・・・・
問題を0にしよう、しようとするのではなくて、答えを求めようとしないことで、却って「答えは無数にある」ということに気づかせてくれました。