「将棋の駒を持つ女子高校生」を生成AIで動画にしてみた:Luma Dream Machine編
はじめに
このnoteでは、生成AIで「将棋の駒を持つ女子学生」を作ってみる企画を行っています。
前回のImageFX編でかなりの完成度を見たので、次に動画化を目指していきたいと思います。
Luma Dream Machineとは
まず、Luma Dream Machineについてです。
特に、期待したいのは「キーフレーム」という機能です。
利用方法は上の記事をご参照ください。私もGoogleアカウントですぐに利用できました。
動画の作り方
最初にLuma自身に「将棋」に関する生成をさせてみましたが、これまでの生成AIで起こったように
将棋の駒でもチェスの駒ですらない「枝状」のナニカ
が出力されてしまいます。そこで、今回は
ImageFXで静止画生成→Lumaでその画像を使って動画化
というプロセスにします。
生成結果
何種類か動画を生成したものを連結し、15秒の動画にしました。(15秒しかないせいかショート動画になってしまったようです)
どれもかなり自然な動きになっています。せっかくなのでSuno AIでインストゥルメンタルもつけてみました。完全にオールAIでのコンテンツです。(※ Suno AIについては、過去の記事をご参照)
Luma AIの良いところはスタートポイントとエンドポイントを指定できるところで、たとえば https://runwayml.com/ のように一点の画像だけで指定すると、どうしても
将棋の駒ではない「木製のナニカ」を生成してしまう
パターンに陥りがちです。
Luma AIでは画像の2点指定によってこの問題を解決できたのが嬉しいです。
おわりに
今回はLuma AIを使って、将棋女子を生成AIで動画化してみました。前回、ImageFXに「驚き」を覚えてからまた半月ですが、すでに動き出しています。
ここにボイスを加えれば「喋る」ことも可能となる
ことでしょう。「生成AIによるコンテンツの生成」に取り組むための環境がほぼすべて整っているといえます。この流れにしっかりと乗っていくために今後も研究を深めていこうと考えていきます。
(つづく)