![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154782577/rectangle_large_type_2_c3c847e7c2836ed700c84d604f8e5f30.png?width=1200)
「将棋の駒を持つ女子高校生」を生成AIで動画にしてみた:Luma Dream Machine編
はじめに
このnoteでは、生成AIで「将棋の駒を持つ女子学生」を作ってみる企画を行っています。
前回のImageFX編でかなりの完成度を見たので、次に動画化を目指していきたいと思います。
Luma Dream Machineとは
まず、Luma Dream Machineについてです。
LumaAIは、高クオリティな映像や3Dモデルを生成するAIが利用できるサービスです。
アメリカ・サンフランシスコ発のサービスで、スマートフォンで撮影した動画や写真、あるいはテキストを基に3Dモデルを生成するサービスから始まり、最近では高品質な動画生成が可能なAIサービス「Dream Machine」のリリースで話題を集めています。Dream Machineは、日本語プロンプトで簡単にアニメや映画で見るようなレベルのクオリティの動画を生成することができる動画生成AIです。
(中略)
今までの動画生成AIに引けを取らないクオリティと、利用ハードルの低さにDream Machineの衝撃があったのではないでしょうか。
特に、期待したいのは「キーフレーム」という機能です。
キーフレーム機能は、動画の始点と終点の2枚の画像をアップロードすると、その間をAIが補完して動画を生成するという機能です。
始点と終点の画像を指定できるようになったことで、「途中で画像が予期せず変化する」「意図しない要素が挿入される」といった問題が大きく改善されました。
使用例としては、「人物の表情や姿勢の変化」「風景や環境の変化(季節、時間帯など)」「オブジェクトの形状や位置の変化」といった様々なシーンで活用できます。
これにより、自然な動きや変化を持つ、より高品質で魅力的な動画コンテンツの制作が実現しています。
利用方法は上の記事をご参照ください。私もGoogleアカウントですぐに利用できました。
動画の作り方
最初にLuma自身に「将棋」に関する生成をさせてみましたが、これまでの生成AIで起こったように
将棋の駒でもチェスの駒ですらない「枝状」のナニカ
が出力されてしまいます。そこで、今回は
ImageFXで静止画生成→Lumaでその画像を使って動画化
というプロセスにします。
生成結果
何種類か動画を生成したものを連結し、15秒の動画にしました。(15秒しかないせいかショート動画になってしまったようです)
どれもかなり自然な動きになっています。せっかくなのでSuno AIでインストゥルメンタルもつけてみました。完全にオールAIでのコンテンツです。(※ Suno AIについては、過去の記事をご参照)
Luma AIの良いところはスタートポイントとエンドポイントを指定できるところで、たとえば https://runwayml.com/ のように一点の画像だけで指定すると、どうしても
将棋の駒ではない「木製のナニカ」を生成してしまう
パターンに陥りがちです。
Luma AIでは画像の2点指定によってこの問題を解決できたのが嬉しいです。
おわりに
今回はLuma AIを使って、将棋女子を生成AIで動画化してみました。前回、ImageFXに「驚き」を覚えてからまた半月ですが、すでに動き出しています。
ここにボイスを加えれば「喋る」ことも可能となる
ことでしょう。「生成AIによるコンテンツの生成」に取り組むための環境がほぼすべて整っているといえます。この流れにしっかりと乗っていくために今後も研究を深めていこうと考えていきます。
(つづく)
いいなと思ったら応援しよう!
![#ヒデ @hideh_hash_845](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107354092/profile_171d5d89c72c34229b549e3f5197200d.jpg?width=600&crop=1:1,smart)