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就活の面接で不安と緊張を上手に抑える方法!〜日頃の準備編〜
面接対策の記事が今日で14本目になりました。前回は「面接当日の準備」というテーマで記事を書きました↓
この記事では面接当日の時間の使い方や、スーツの着こなし方などを話しています。今回の記事では、「日頃からどんなことをしていればいいのか」について話していきます。
目的は、「面接で不安や緊張を抑えるため」です。面接で緊張してしまって、なかなか力を発揮できないという方は、是非読んでみてください!
面接での緊張や不安を観察してみる
※この章は前回の記事と同様の内容です。なので前回読んでくださった方は読み飛ばしてください!
まず、「自分は何に対して緊張したり不安を抱いているのか」を明らかにする必要があります。
そもそも緊張している状態の全てを、「緊張」や「不安」という言葉でくくってしまうのは、ちょっと違います。
例えば、好きな人に告白する時の緊張と、予防注射をされる時の緊張と、面接の時の緊張は、全部同じ種類の「緊張」でしょうか?不安からくる緊張もあれば、期待感が高まっていることからくる緊張もあります。
つまり、面接で緊張せずに力を発揮するためには、「一体何に対して緊張したり不安を抱いているのか」を見極める必要があります。
もし、「自己分析サボっちゃったな、、」という想いから不安な状態にあるなら、面接で不安になる原因は「自己分析をやっていないこと」です。なのでこの場合は、「どうすれば自己分析をサボらずにやれるか?」という打ち手を考えて、実行していけば不安は消えていきます(構造的にはこんな感じっす)。
また、面接官が50代以降だと変に気を遣ってしまって、目の前にいるだけで自分が緊張してしまうという事がわかれば、年次の高い社会人に会う機会を増やしてみることです。
このように、緊張や不安が起こる原因は人によって全く変わってきます。なので、自分がなぜ緊張してしまうのかを突き止める前に、「緊張を楽しめばいいんだよ」とか「準備をして自信をつければ緊張はなくなるよ」っていう言葉を鵜呑みにしたらあかんです。
こんな言葉を言われると、「たしかにそうだ!」と思いながらも、原因に対する打ち手と違う可能性が高いので、できない自分に嫌気がさしてきます。
そうするとさらに自分を追い込んだりしちゃいます。「友達は面接楽しいって言ってたのに、自分は緊張しっぱなしだ、、、だめだ、、」と自分の価値を自分で落としてしまう悪循環に入ってしまいます。
大事なことなので繰り返しますが、「緊張や不安の原因は人によって全く異なる」ということ。そして、原因が異なるので、「対策方法も人によって全く異なる」ということ。
これを理解すれば、「自分は何に対して緊張したり不安を抱いているのか」を明らかにする重要性を感じられると思います。
面接で不安や緊張を抑えるための日頃の準備
人によっては不安や緊張の原因が異なるので、打ち手も変わってきますが、一方で「ある程度の人に共通する重要な準備」もあります。
ということで、僕が実践していたことを3つに分けて解説していこうと思います!
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▷1)自己分析をひたすらやる
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自分のことが理解できていないと、「もっと突っ込まれた質問されたらどうしよう、、」と不安になってきます。その状態になると、本来よりもうまく答えられなくなるので、どんどん緊張してきます。
そしてさらに不安になって緊張するというループになってしまいます。
正直、自己分析を人一倍やって、深めまくっている状態であれば、逆に「もっと突っ込んだ質問してほしい!そっちの方が自分の良さを伝えられる」というようなマインドになるので、面接が楽しいという感覚になるんです。
面接官がちょっといじわるな質問をしてきても、難なく答え返したら、面接官も「おお、こいつやるな」と思います。シンプルに自分も嬉しいっす(笑)。
また、緊張を防ぐ方法としてやってしまいがちなのは、「あらかじめ話す内容を覚えておく」ということです。
しかし、自己分析ができていればどのような質問にも基本的には答えられるので、そもそも覚えていくという行為が不要です。ましてや、覚えた通りのことを話せないと、「やばい、忘れてしまった」という心境になることもあります。
もし、どうしても覚えていないと不安という方は、「最初の第一文だけ覚える」を実践してみてください。その話をする上での“スタート地点”だけを覚えておくだけでも、かなり変わってきます。
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▷2)OB・OG訪問で慣れる
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実際に社会人と会うことで様々なメリットがあります。ただ今回は、「緊張を上手に抑えて面接を楽しむ」という観点から話すと、「社会人と話すことに慣れる」というメリットが大きいです。
面接で緊張してしまう1つの大きな要因として、「今までの人生の中で、目上の知らない人と深い話をした経験が少ない」ということがあります。
人間は自分の経験から物事を判断する生き物です。例えば、大学に入学して初めてのゼミや講義に参加する時は、ちょっと緊張しますよね。でも、何回か通ってるうちに「あ、こんなもんか」って慣れてくるはずです。
経験していないものは得体が知れないので、「もしかしたらこんな失敗しちゃうかも、、」とか、「ここでこんなこと言ったらまずいかな」とか、余計な心配をしてしまいます。
一方で、「経験してるが故に緊張する」ということもあります。例えば、満員の武道館のステージに大人が立たされたら緊張しますが、幼稚園児を立たせてもけらけら笑っているかもしれません。
なぜなら大人は、過去に人前で発表したり、大勢から注目をされるということを経験しています。そして、その場で不安や緊張感を味わっているからです。
ここから考えられるのは、「面接で大人と話す経験」をしたことがないからこそ緊張感が増しますし、その状態で面接にのぞむと、脳は「面接は緊張する場所だ」と判断してしまうんです。(最悪の負のループ!!!)
「面接=緊張する場所なんだ」という認識をしてしまうと、先ほどの武道館の例のように、常に緊張をしていきます。決して緊張自体は悪いものではありませんが、不安や怖さからくる緊張を強く感じていると、良いパフォーマンスを発揮できません。
なので、OB・OG訪問で社会人(できれば年の離れた方)と話すという経験をたくさん積むことが大事なんです。小さな成功体験を積み上げていくと、それが大きな自信になります。
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▷3)就活友達との情報交換
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友達との情報交換も意外なところで助けてくれたりします。例えば、自分が志望する企業の一次面接をすでに受け終えている人もいます。もしそのような友達がいれば、「どのようなことを聞かれたのか」とか、「どんな面接官だったのか」を事前に知ることができます。
自分の情報収集アンテナをMAXにしておけば、良い情報を友達から入手することもできるんです。
信頼できる友達からの生の情報は信憑性が高いので、その分対策もしやすくなってきます。僕も就活生の時には定期的に就活仲間と情報交換会をやっていました。
そこでは友達の友達まで招いたりして、他の大学の学生も混じって意見を出し合っていたのでとても濃い情報に触れることができていたと思います。
今回の記事のまとめ
前回の記事から2回にわたって、面接における「当日準備」と「日頃の準備」をお伝えしてきました。
これはあくまで僕が実践してきたことなので、全部が正しいわけでもないし、読んでくれた方みんなに当てはまるわけでもないです。
ただ、もし面接対策でもがいていることがあるなら、是非試してみてほしいと思います!ここに書いてあることをやってみて、「必ず成功する」ということはありませんが、「失敗すること」はないです。
質問とかあればお気軽にどうぞー!
Twitterもやっているのでこちらからでも↓
逆質問は面接ごとに変えなくてOKですが「最終面接」だけポイントありです↓
— 就活関連@note毎日更新(ヒデ) (@hide_kitamu) March 14, 2021
▷ポイント①:初手の質問でホームランを狙わない
▷ポイント②:徐々に穴を掘っていくイメージで質問する
▷ポイント③:リアクションは派手目にとる
▷ポイント④:最後は感謝を忘れずに伝える https://t.co/pHZ40KZDdU
ではまた。