自分がいいと思ったことに毎月5万円使う、と決めて半年経った
最近また書きたいことが増えて下書きばかりが増えていく石倉です。
今日は仕事関係ないのですが、密かに始めて半年継続してることを書いてみようと思います。
以前からあまり貯金をしたり計画的にお金を使うことが得意ではなく、なんとなく毎月貯まったり使いすぎたりみたいなことを繰り返してました。よくよく考えてみると毎月ざっくりいくら使ってるか?はわかるけど、何に自分は使ってるのかはあまりわかっていませんでした。
半年前のある日、
ふと「自分は何にお金を使っているんだろう?」と考えることがありました。子どもに「パパは何にお金を使ってるの?」と聞かれたことがきっかけではなんですけどね。(ちなみに子どもは「お菓子」らしいです。うん、知ってる笑)
よくよく考えると、
今までの人生でも「お金の稼ぎ方」は考えてきたんですが、「お金の使い方」って全く考えてきてなかったなと。
せっかく考えるきっかけがあったので、「お金の使い方」を意識してみることにしました。
でも、今まで考えたことないから何もルールを定めないとまたよくわからなくなりそうです。
なのでルールを作りました。
そのルールはシンプルで「毎月決まった額を、自分が良いなと思うもの、応援したいなと思うものに使う」というもの。
使う金額と使い道を固定してしまったわけです。
これが思いの外、よかった。
まずルールのおかげで、
自分が良いなと思うもの、応援したいものを探すようになりました。これすごい楽しい作業ですし、毎回見つけたら「おぉぉ、すごい!」とか「へぇ、応援したいなぁ」というポジティブな感情に自動的に出会えます。
世の中には良いことをしている人、他人の役に立とうとしている人、社会課題を解決しようとしてる人、何かを全力で守ってる人、たくさん応援したい活動や人がいることも知りました。
このルールで活動を始めるよりも、社会に希望が持てるというか、明るい気持ちになれることが増えた気がしています。
またお金の価値や意味についても考えることが増えました。
お金は価値を交換するツールなわけですが、それ以上にコミュニケーションツールなんだなと。お金を使う行為を通じて、その人やプロジェクト、チームに対して「ありがとう」「応援してます」「すごい」という気持ちを届けることができる。これはbosyuを運営する中でも感じてましたが、自分の活動を通じてより感じるようになりました。
この社会では「お金をいくら稼ぐか」に重きを置いている人の方が多いのではないか?と思います。そしてたくさん稼いだ方が幸せになれると考えてる人も多いと思います。僕もそうでしたし、その側面も間違ってはいないとも思います。お金があることは大事です。
でも、それと同じくらい(もしかしたらそれ以上)に、お金をどう使うか?はとても幸福度に影響がある。
語弊があるかもしれませんが、自分が応援したい人や自分が良いと思うものにお金を使う行為を通じて、自分を少し肯定できるというか。
お金の使い方って自分のアイデンティティみたいなものなんだなと。
「これに価値を感じられてる自分、悪くないかもね」みたいな感じです。
実は、僕はそこまで自己肯定感を保ったり、モチベーションを維持し続けることは得意ではありません。
たぶんメンバーや僕を知ってる人はあまり信じてくれないと思いますが。できれば毎日誰とも話さず何もせず好きな本を読んで暮らしていきたい、電波のないところに行きたいと思うことが週1はあるレベルです笑
だからこそ、
自分頑張ってるなーとか、自分悪くないかも?と思う仕組みを作り続けないといけないんです。
今思うとマジでムダな「お金の使い方」をしていたこともたくさんあります。それはそれで楽しいこともあるんですが。でも、後に後悔や、何やってんだろう自分...みたいな感情しか残らないことがほとんどでした。
だからこそ、
強制的にですがルールを作って「自分が良いと思うもの、自分が応援したいものにお金を使う」ことは僕にとってとても大事な習慣になっていて、
これを続けられるために仕事頑張って稼がないとなとも思っています。
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