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【読書の付箋】リピートの本質: 「ヘビーユーザーのロイヤリティを高める」という矛盾(『戦略ごっこ マーケティング以前の問題 エビデンス思考で見極める「事業成長の分岐点」』芹澤連著、2023年、株式会社日経BP)
不定期かつ習慣的に読書するごく平凡な日常。
スローリーディングが好きなので、遅読ですが、その日に読んだ本の、その日に読んだ部分だけ、自分なりの湯上がり感を、綴ります。
今日の書籍は、
『戦略ごっこ マーケティング以前の問題 エビデンス思考で見極める「事業成長の分岐点」』(芹澤連著、2023年、株式会社日経BP)
【今日の付箋】
リピートの本質: 「ヘビーユーザーのロイヤリティを高める」という矛盾
ヘビーユーザーとは、カテゴリーの利用頻度が高い人々。
ロイヤルカスタマーとは、ブランドの利用頻度が高い人々。
つまり、ヘビーユーザーは、カテゴリーへの感度が高くブランド乗り換えが多い人々である。
小ブランドにヘビーユーザーが多いというのは、顧客基盤が小さいので必然。事業の成長には、顧客基盤の変化が必要。
マーケティングのやるべきことは、1.リーチの広さ 2.メンタルアベイラビリティ(思いつきやすさ)3.フィジカルアベイラビリティ(買い求めやすさ)である。
ブランド選択は購買機会ごとに独立しており、消費者は自分のレパートリーから毎回確率的にサンプリングしているだけ。ブランドに対する態度的なコミットメントを前提としない。
離反の種類を見誤らない事が肝要。本当の離反とは、想起集合に入らない事。一時的な離反とは、平均への回帰。
次回は、「第3章 態度変容・行動変容のエビデンス」
【ひとこと】
ブランド選択は購買機会ごとに独立しており、消費者は自分のレパートリーから毎回確率的にサンプリングしているだけ。ブランドに対する態度的なコミットメントを前提としない。