仕事を上手に断る方法
皆さんは、職場で色んな人に仕事を頼まれていませんか?
雑用であったり、急な仕事であったりと自分があまりやりたくない仕事も頼まれているかと思います。
何度も仕事を受けていると、そのうち「頼めば何でもやってくれる人」と認識されて、雑用でも当たり前のように頼まれるようになってしまいます。
今回は、そうならないためにも、「仕事を上手に断る方法」をご紹介いたします。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
仕事を上手に断る方法の手順
仕事を上手に断る方法の手順としては、以下の通りです。
①今の自分の仕事を選別する(優先度を決める)
↓
②優先度の高い仕事をやり、優先度の低い仕事は断る
↓
③予定を完全に細かく決める
↓
④予定外の優先度の低い仕事は断る
詳しく解説していきます。
4つの軸に仕分けする
自分の今の仕事を4つの軸で仕分けしましょう。
その分け方は、下図の通りです。
この中で、重要ではないかつ緊急度が低い仕事(ブルーゾーン)は捨てましょう。
やる必要はありません。
重要であるかつ緊急度が高い仕事(レッドゾーン)は迷わずにすぐにやりましょう。
このように分類すると、今やるべき仕事は何かがすぐに分かると思います。
今やるべきことは今やる
今やるべきことを後回しをしてはいけません。
その「今やるべき!」と思った情熱は後になると無くなります。
その情熱を持って仕事ができる時期は二度と返ってきません。
どんなに忙しくても、時間がなくてもやりきることをお勧めします。
最優先事項として、取り掛かりましょう。
次の日の予定を完全に決める
今すぐスケジュール帳を買って、明日からの予定を細かく書きましょう。
そうする事で、急に仕事が頼まれても、何となく受けることは無くなります。
なぜなら、あなたはもうすでに予定が決まっているためです。
中途半端に予定を決めるのではなく、例えば、9時〜10時は〇〇の資料収集とか、より具体的に決めましょう。
そうすることで、その日のやることは明確になり、他人からの重要度の低い仕事を断ることが出来ます。
急に仕事を頼まれても明確に断る
細かく予定さえ決めてしまえばあとは急に仕事を頼まれても、断るだけです。
断り方としては、自分のスケジュールを細かく伝えましょう。
「今日はこの時間にこれをやる予定ですので、時間が取れません」といった形です。
もちろん、その予定よりも、急にきた仕事の方が優先度と緊急度が高いようでしたら、受けることも考えます。
そのため、仕事の依頼がきた時には、1つ目のステップに戻り、優先度と緊急度で仕事を振り分けていきましょう。
メッセージ
私は仕事を受けるときに、1つ目のステップで紹介した「4つの軸に仕分けする」方法で、仕事を分類しています。
重要かどうかは、「自分がやったことのない仕事」「自分がやりたい仕事」をフォーカスにして判断しています。
「自分がやったことのない仕事」はこれから自分が成長するための経験値になるため、積極的にやるようにしています。
逆に、「自分ができる仕事」は、なるべくやらないようにしています。
その仕事をやったことのない部下に仕事を回したり、そもそも断ります。
もしくは、外注してしまいます。
仕事をどうしても断れない場合は、自分以外の得をする人に仕事を回しましょう。
時間は限られています。
重要な仕事のみをやるようにして、限られて時間の中で成長できるようにしましょう。
以上が、「仕事を上手に断る方法」でした。
ありがとうございました。