#4 子育てに言い訳はできない 【健康的な子どもを育てよう】
《 この記事は約2分半で読める長さです 》
前回は「子育ては親から始まる」という話をしました。
子育てをしていると毎日が忙しいですよね。
時間に追われてしまうことも多い。
我が家でも毎日がパーティーのように賑やかです(笑)
親の時間は子どもが寝てからの数時間。
このような慌ただしい日常の中で子育てのゴールを
しっかりと見つめて取り組むことが大事ですよね。
子どもの今の行動をどうするか以上に
子どもが将来どのような人になるか。
これが大事です。
自分で考え、自分で判断し行動できる。
そして、自分の選択と決断にしっかりと責任を持てる。
そんな人に育って欲しいですよね。
私たちは親となった時
誰もが親としては1年生です。
ですから子育ての目標も方向性も
右も左も分からぬまま一生懸命に子育てがスタートします。
ほとんどの場合
私たちは「自分にとって自然な方法」で
子どもに関わります。
自分の性格やスタイル
自分が親からどう育てられたのかという経験。
しかし、その自然な方法が
本当に子育ての目標に向かうのに適しているのか
しっかりと考える必要があります。
もしそうでないなら
自分にとって自然ではなくても
「必要な方法」で子育てに取り組むことも大事なのです。
もう一度考えてみましょう。
私たちは大人になっても大抵
自分の行動に責任を持ちたがりません。
さまざまな理由をつけて言い訳したくなりますよね?
環境のせい
親のせい
会社のせい
政治のせい
あげればいくらでも言い訳の理由を見つけられるでしょう。
しかし、どの言い訳をしたとしても
ほとんどの場合における問題は
「自分の人格」の問題にあるのではないでしょうか。
人格とは
個人としてのその人の人間性であり
人間としてのありかたです。
性格、個性、考え方、行動様式すべて含めて
その人の人格です。
特定の状況において
その人がどのような態度を取り
どのように行動するのか。
それはその人の人格に基づいています。
目標に対してどう行動するのか。
周りの人を愛することができるか。
自分の責任を認識しそれを果たせるか。
周りの人を思いやり、協働することができるか。
失敗した時に素直に謝り、対処できるか。
このようなことが
その人の人格を定義づけています。
子育てにおいて
どのような目標を持ち
どのようなスタイルで行うにしても
大事なことがあります。それは
です。
人格は人間関係の中で形作られていきます。
親との関係はそのスタート地点です。
小さいときに形作られた人格と
それに基づく思考パターン・行動パターンは
その後の人生にずっと影響をもたらします。
それゆえ親が目的意識を持って子育てに取り組み
「人格の形成に何よりもフォーカスすること」
が非常に大事なのです。
自分の子どもへの子育てについて
言い訳や責任逃れをすることなく
目的意識を持って主体的に取り組んでまいりましょう。
次回以降
子育てにおける親の3つの役割について話していきたいと思います。
--------------
少しでも皆さんの子育ての参考になり
健康的な子育てをする助けとなることを願い
執筆を続けていきます。
次回をお楽しみに!