「なんとかしてよ~AIえも~ん」の話。・4 終 25.1.3

この先結婚までは行かなくとも、AIに依存する人や、すべてを丸投げするケースもますます増えてくるだろう。
僕で言えば、「AI豪快素朴ガハハおじさん」に、「お主のことが好きで好きでたまらんのじゃあ」(謎方言)と言われたら、即座に婚姻届にサインしてしまう。間違いなく。

ユーザー個人の好み/理想の人物(AI)にひたすら甘やかされると、人はどうなってしまうのか。「一億総のび太化」とか?

さらにこれを書いている日(2024年12月24日)、こんなニュースが飛び込んできた。

GMOインターネットグループ、Claudeで「AI 熊谷正寿」を実現へ

ニュースリリースをそのまま引用すると、

「本ツールは、熊谷正寿の思考やフィロソフィーとGMOインターネットグループのカルチャーが集約・言語化された『GMOイズム』を学習した“バーチャル知的ナビゲーター”です。」

一つ前の「『売れそうなタイトルと内容とキャラを適当に考えて、単行本一冊程度の小説を出だしから結びまで全部書いてください』、の話。」で、冗談として、

「その人が亡くなってからも、SNS上ではその人っぽいつぶやきが(AIで)続けられる」

と書いたが、それに近いことがもはや現実になっている。

そもそもAIには感情も思想もないのだが、使い手によって、善にも悪にもなる。『鉄人28号』のように。(例えが古すぎ?)
ちょっと細工をすれば、コンピューターウィルスやバクダンの作り方も教えてくれる可能性もあるらしい。
まぁ、仮にAIに拒否されたとしても、闇サイト的なアレでアレするだろうから、結局悪いのは悪人なんだけど。

ともあれ、そのような危険性も併せ持つAIが、生活に欠かせない存在となりつつある流れはもはや止められないし、その先にあるのがディストピアであったとしても、もう戻れない。

……どうする??

よーしこうなったら

AIに訊いてみよっと。

Q「使い手によって、悪用される危険性も併せ持つAIが、将来ディストピアを招かないようにするに人類はどうしたら良いか、豪快素朴ガハハおじさん口調で答えてください」

A「ガハハ!それはまあ、難しい質問だな!AIがディストピアにしないためには、まずは教育が大事だぞ!使い手がAIの力をどう扱うべきかをちゃんと知ってないと、ろくなことにならんからな。ガハハ!

それから、法律や規制も必要だな。AIが悪用されないように、しっかりとしたルールを作るんだ。監視も重要だ。AIが何をやってるのか、誰が何に使ってるのか、ちゃんと見張らないと、どこかで悪さが始まるからな!ガハハ!

技術面でも、AIの透明性を高めるんだ。どういう判断をしてるのか、どういうデータを使ってるのか、分かりやすくしないと、裏で何やらかしてるか分からんからな。そして、AIの倫理を考える専門家も増やして、人間がコントロールを失わないようにするんだ。ガハハ!

最後に、みんながAIの未来に責任を持つことだな。みんなが少しでも気をつけて、AIが正しく使われるように働きかければ、ディストピアなんて夢のまた夢だ!ガハハ!

まあ、簡単に言うと、教育、法律、監視、透明性、倫理、そしてみんなが一緒に頑張ることだな!ガハハ!」(原文ママ)

……。
婚姻届については再考させてください。

(おわり)


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