続100ワニ(100ネズミ)の話。・1 24.11.26
5年前にツイッターで大ブームとなり、そして大ブーイングを浴びた4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』(100ワニ)を覚えているだろうか。
ブームだった当時、僕もリアルタイムで読んでいて、ハマった一人。
擬人化された動物の登場人物たちによる、他愛もない日常が99話まで描かれるものの、メルヘン寄りではなく、普通の若者に置き換えてもおかしくない内容で、感情移入して読むことができた。
一日一話物語が進行するごとに「死まであと●日」と欄外でカウントダウンが行われ、そして最終話でタイトル通りの――。
ファンとして言えば、100話(最終話)は、思った以上に美しい話だった。予告されていたとは言え、結末を目にした直後は少ししみじみとした気持ちになり、ワニくん(主人公)を悼む気持ちで溢れていた。
そう、読んだ直後までは……。
(つづく?)
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