【実録】『みっしょん!?』 の話。・2 25.2.8
【それまで免許を取らなかった理由】
1995年と言えば、バブル――はすでに終焉。
この時僕は25歳。すでに大学は卒業している。
大学時代は東京に住んでおり、交通網が発達している都会では、免許がなくてもなんとかなっていた。
運転免許は、時間(と若さ)がある学生時代に取得するものらしいが、僕はそれまで免許を取ろうとは一切思わなかった。
理由を一言で言えば、「ボーっとしてたから」。
今後の人生設計のことなどまるで考えず、
「ま、免許なんて無きゃ無くてもいいか」
ぐらいに思っていた。
他の理由は、極端な粗忽&運動音痴であること。
さらに、免許を取得するのに多額の費用がかかるのも一因。
そんなわけで、この僕が、車の免許を取るなど頭の片隅にも無かった。
【免許を取ろうと思った理由】
社会人になってから、公的に自分の身分を証明するものが無いのがすごく困った。
現在であれば、マイナカードを筆頭に、いくつかの身分証明書が存在するが、当時は「身分証明書≒運転免許証」という考え方が一般的だったと思う。
たとえばレンタルビデオ店の会員になるにも、保険証+住所が書かれた公共料金の領収証などを持参する必要があり一苦労。
それに加えて
(つづく?)
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