【実録】『みっしょん!?』 の話。・5 25.2.11
【おじさんと、密室で、二人きり】
だいぶ昔のことで詳細は忘れたが、教習は第一段階と第二段階に分かれていて、
第一段階は自動車学校内コースにて技能・学科教習→仮免
第二段階は公道で講習→卒業検定
となる。
卒検に合格すれば、自動車学校卒業となり、運転免許センターにて本免試験という流れ。(学科試験のみ)
全体の雰囲気としては予備校に近いだろうか。
校内の喫茶店兼食堂では、生徒たちが集まって語らい、賑わいがあった印象がある。
自習室もあり、空き時間はそこで学科試験の問題集を解いて次の授業に向かう。
友人を作るのが超苦手な僕は、常に「ぼっち」で行動。
技能試験は、生徒が都合の良い日時を予約し、教官を助手席に乗せて行う。
そして、第一段階技能教習最初の日。
おじさん教官と車内に乗り込み、はじめてのおつ●い……ならぬ初めての運転。
そりゃもう緊張でガッチガチ。しかもマニュアル車。
オートマ車コースは存在していたが、勝手がわからず、マニュアル車コースを選択したため。
教官が先に教習所内コースを運転して、「このようにやってみてください」と言われて交代。
ギアを最遅のローにしてゆぅぅぅぅぅぅぅぅっくりと進む。
教官「君、お仕事は何してるの」
僕「えーっと……それはそのぉ(モゴモゴ)」
教官「へー、プー太郎なんだ(ニヤニヤ)」
カチン
その後、停車する時、思い切りブレーキを踏み、教官と僕、ガクンと前のめりに。
いや
わざとじゃないから
教えられてなかったから!
(つづく?)
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