にこにこおやつのストーリー
2023年1月16日に鳩山コミュニティマルシェの菓子製造・販売デビューに向けて最後の最後まで納得のいくおやつを作り上げるために準備をする毎日です。12月28日から1月5日までは実家に帰省していたので、年明け早々やりたい事のひとつとして菓子製造に対する熱が一層高まっています。
12月に発生した鳥インフルエンザの影響で使用するはずの卵が入手困難になりました。全く別のおやつを開発するには間に合わないため、予定を変更して卵を使わないクッキーの開発に時間と労力を注いできました。
卵が入ると作りやすい。しかし出来上がりはとても固いので年齢や好みによってはスキな人とそうでない人が出てしまうのが少し心配でした。歯ごたえがあるものがスキだったり、少しずつ頬張りながら食べたい人には固いクッキーは人気です。しかし柔らかいものに慣れていたり滑らかな食感がスキな人にとっては、ものすごく固く感じてしまうでしょう。
私が作りだした、にこにこおやつのストーリーをまとめました。
小麦の味と香りとさとうきびの甘味とコクとバターのやさしさが口の中に広がるおやつ、それがにこにこおやつです。
鳩山コミュニティマルシェ
鳩山コミュニティマルシェですでに販売されている様々なお菓子。
味見もかねて、値段と内容量もしっかりリサーチするために購入したのは11月下旬のことでした。常温で比較的日持ちするものだけを購入して。
こだわりのお菓子やラスクやグラノーラが目立ちました。
値段と内容量について勉強させていただきました。
それを踏まえて私のにこにこおやつは、シンプルな材料で年齢もシーンも問わずいつでも食べたくなるような存在にしたくてこれまで研究を重ねてきました。
見た目のこだわり
型抜きにすると可愛いそのフォルムは外せない。パッケージよりも中身を重視したい。手のひらで丸めて平らにしたクッキーより、棒状にして包丁でカットしたシックなクッキーより、アニマルやフラワーの型抜きは断然かわいく仕上がります。
型抜きクッキーのこだわり
鳥インフルエンザにならなかったら、卵入りの型抜きクッキーを製造&販売しようと考えていました。材料に卵が加わることで生地が混ざりやすく型抜きしやすくなります。生地を伸ばす作業も型抜きして天板に並べる時も崩れる心配がないのできれいな型抜きクッキーに仕上がります。焼き上がりはやや固めで歯ごたえを楽しめるクッキーでした。
鳥インフルエンザの影響で卵の入手ルートが難しいため、卵を使わずに型抜きクッキーを作り上げるために何度も試作してやっと完成することができました。頭で考えていた配合を実際に作ってみて、納得のいく仕上がりになった時の喜びはノートに書き残しています。その時のキモチを大切にしながら毎回材料と向き合い、こだわりのクッキーを作り続けます。
卵不使用のクッキー生地は、伸ばしにくく型に抜き後生地を型から外す際、生地が割れたりくずれやすいんです。
型抜き後の生地を崩さずに型抜きをする。
簡単ではないからこそ粘り強く研究を重ねることができたんだと思います。
生地がめん棒に張り付いて表面がデコボコになる。
粉を付けずぎても少なすぎてもうまくいかない生地。ここでも何度も試行錯誤を重ね、コツをつかみ納得のいく仕上がりにたどり着きました。
材料へのこだわり
身体に入るものだから。できるだけシンプルな材料で作り上げたい。
国産材料で、材料はたったの3つ。
国産小麦の香りと味わいを感じながら。
さとうきびが原料の素精糖の自然の甘味とコクを楽しみながら。
バターのやさしいくちどけ。
ついつい手が出るにこにこおやつ。
食べ物に気を配っている人にも安心して楽しめるように。
笑顔がこぼれる
パクっとひとくちでたべられる大きさ。
こぼれる心配がないので、どこでも気軽に食べられます。
材料3つが混ざり合ったクッキーの香りを楽しんでもらいたい。
口の中いっぱいに広がる香りと食感と味わいとやさしさ。
それがにこにこおやつです。
素朴な見た目とシンプルなパッケージで本物の味を提供します。
鳩山町コミュニティ・マルシェ
にこにこおやつを手に取って購入できる場所。
https://hatoyamacm.tumblr.com
今後はマルシェに出店して、このおいしさを広めたい。
応援よろしくお願いします。