夏休み最終日に髪を切らせてくれたこと
そろそろ傷んできてるから美容院に行って毛先だけでもきってもらおうかね~と、子どもたちにヘアカットのお誘いをしたもののあまり乗り気ではなかったので放っておいたら、
急に、
「後ろ髪、切って~」と。
残り1週間をきった夏休みに、「バッサリ切って!!」と。
行ける日が限られていたこともあり私が16年通っている美容院の予約をせず、別な方法でなんとかできたらと考える日々。
バッサリ切ってほしい次女と、傷んでいる毛先だけ切ってほしい長女と。
この子たちはかれこれ3年くらい伸ばしています。(年に1度そろえる程度で伸ばしっぱなしの状態)
始業式の前日に、思い切って子どもたちの後ろ髪を切ることにしました。
全くの素人です。
持っているのは長女が2歳頃、赤ちゃん本舗で購入した【サンパツスキバサミセット】のみ。
前髪カットは月1回のペースで切っているので慣れてますが、後ろ髪は子どもたちが2,3歳くらいの時に切った記憶を最後に今回で2回目の後ろ髪カット。
まさか子どもたちの後ろ髪を切ることになるなんて。小学6年生と中学2年生のヘアカットの難しさと美容師さんの技術の高さと切り方の種類と魅せ方の達人であることを改めて知りました。
とにかく量が多い
赤ちゃんのときから髪の毛の量が多い次女。一つ結びにすると数本のゴムで結ばないとスルスルと緩んでほどけてしまうほどです。
もうすぐ腰に届きそうな長さです。すこしだけうねっているのは朝から一つ結びにしていたから。ゴムの跡がついているから。
髪の毛の分け方
私が行ったやり方を書いたものです。これが正しいかどうかは別として。私が実際に美容院で切ってもらうときにどうだったかを思い出しながらこんな風に分けてから切ってみました。
20㎝ほどカットした次女
傷んだ毛先をカットしたい長女
髪が長くてケープにもたつく毛先
毛先のみ5センチほど切る予定できたが、サンパツバサミを斜めにいれても全く髪の毛を切ることができず、するんとにげてしまってなかなか思うように切ることができませんでした。なのでキモチ上からハサミを斜めに入れて切ったら大体7センチくらいカットしてました。
毛先を切っただけで気分が変わり、今までの毛先とはちがって潤っていると感動してくれました。
美容師さんは、すごい
尊敬の眼差し~。こうなりたいを伝えただけでそのようにしてくれる魔法使いだと思いました。
私にはそのような技術がないので、はじめからハサミの向きを斜めにして切りっぱなしの座敷童のような髪型にならないように工夫してカットしました。随分前に美容院で前髪の切り方のコツを教えてもらったとき、ハサミの向きは眉毛と並行ではなくやや斜めにいれると透かなくてもうまく仕上がると伺いました。
特殊な技術がなくても、思い出しながらもできる範囲でやらせてくれたことが何よりも自信に繋がりました。
思い込みと決めつけに終止符を
やったことないからできない~って自分で決めつけたり、おもいこんだりすることで一歩も踏み出せずにいたなぁ~。ことごとく反省。
子どもたちがいるおかげで、やったことなくてもやっちゃいなよという空気が自然と漂っているおうちだから。
私も果敢にチャレンジしたくなる。
【やったことないんだよね~やめとこー】に終止符を付けたのはここ最近のことでした。頭で思っていても行動が伴わずもどかしい気持ちも自分で演出していたのかもしれないな~と。
大人になったらできることもあれば、大人になってもできないこともあり、今だからやりたいことが出てきたり、ったことがないことでもチャレンジすることで道が開けていく感じ。
後ろ髪切ってよの一言から生まれた、やったことないことをやってみたことで子どもたちが喜んでくれた以上に、このような経験をさせてくれたことがうれしくなりました。
子どもたちに教える事よりも子どもたちに教えてもらうことが多くて、毎日が楽しい。