[無為自然]革新は格差を生み、革命は不正を分散させる
1.革新は格差を生む
新しいものが出来るとき、必然的に古きものが生じる。
革新とは作為的な”価値観のねじれ”である。
一度ねじれたものはメビウスの帯のようにいつかまたねじれる。
ゆっくりねじれることもあれば、ねじ切れることもある。
あらゆる存在は相互に影響を及ぼす。
一方にとっての最善の策略は、他方にとって最悪の結果をもたらす。
『良いものは悪く、新しいものは古い。』
2.革命は不正を分散させる
権力には不正が蓄積される。
革命とは世代交代、”権力のねじれ”のこと。
他人を責め立て自らを次の表彰台に上げる。
革命とは問題の解決ではなく"責任の転嫁"である。
「革命的な解決」など聞いたことがない。
革命は一時的な責任逃れ、傲慢さの最終奥義。
人間の歴史は責務の押し付け合い。
『発展の推進力は悪足掻き。』
発展するほど民は認知的不協和の解消のため愚衆化し小児病的になる。
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