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過去の読書記録ノート

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過去の読書記録ノートの内容をnoteに書き直しています。
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#田辺聖子

田辺聖子「恋にあっぷあっぷ」

昔の読書記録ノートの紹介。

田辺聖子「恋にあっぷあっぷ」

今回の主人公アキラは、田辺聖子の小説には珍しい既婚女性。

ヒロシという夫がいながら、隣に引っ越してきたジツのことが気になり、その上年配の鷹野氏にもひかれ、まさに"あっぷあっぷ"している。

私は、最初からヒロシには良いイメージを持っていなかったから最後に離婚したというのはすごい納得。

ただ、鷹野氏が死んじゃったのが大ショック。

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田辺聖子「どんぐりのリボン」

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田辺聖子「どんぐりのリボン」

めっちゃ面白かった!!

今回の主人公・藤井五月は25歳。

私と同じくらいの年だから、考えや悩みや関心が似ていて、すごく共感できた。

この本は、初版は1986年かそこらに出てる。

まさに、私が生まれる前年だし、色々と通ずるものがある気がする。

しかし、終盤、五月の気になる人の町が災害に見舞われる。

そのことが、何だか去年起きた

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田辺聖子「ダンスと空想」

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田辺聖子「ダンスと空想」

今回の話は、主人公を含む登場人物の年齢は少し高め。

独身アラフォー女子たち「ベル・フィーユ」の、楽しく愉快な日々を描いた物語。

服飾デザイナーである主人公カオルをはじめ、編集長やダンスコーチなど、みんなそれぞれ仕事を持って自立して生きている。

よくしゃべり、よく食べ、よく遊び、まさに人生を謳歌している。

この本を読むと、小さなバーや

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田辺聖子「風をください」

昔の読書記録ノートの紹介。

田辺聖子「風をください」

これは、「愛してよろしいですか」の続編。

34歳のOL(ハイ・ミス)斉坂すみれと、社会人1年目の矢富ワタルの恋を描いたもの。

2人は、結婚する前に1年半の期間を設け、同居はせず、本当にうまくいくかどうか、1年半後も愛し合っているかどうかを見極めようとする。

その1年半の間に起きたことが本書の内容。

まあ、色々あった末、どうにかこうに

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田辺聖子「窓を開けますか?」

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田辺聖子「窓を開けますか?」

主人公の岸森亜希子は、年上の妻子持ちの男・桐生と付き合っている。

はじめは、桐生の亜希子に対する愛情の方がすごく大きいのだが、そのうちそのベクトルが向きを変えてしまう。

本作は、田辺聖子の作品では珍しいくらい主人公が悩んでると思う。

自分のことも客観的に見て、欠点を多く自覚してるし。

それがまた私自身に重なるところが多かった。

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田辺聖子「九時まで待って」

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田辺聖子「九時まで待って」

主人公の蜜子は、売れっ子作家の浅野稀と同棲する31歳のOL。

楽しく暮らしてたはずなのに、稀が世間から蜜子の存在を隠そうとしているため、だんだんと2人の関係に陰りが見え始める。

私は、はじめから稀はあまり好きじゃなかった。

堂々と他の女と遊んでくるし、人気が出てきたら、昔苦労してた頃にどれだけ蜜子の世話になってたかっていうのも忘れち

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田辺聖子「猫も杓子も」

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田辺聖子「猫も杓子も」

本書の主人公は、夏木阿佐子。

相変わらず、恋多き女性。

阿佐子の名言は、

「私は人生の美食家」。

私も、阿佐子みたいに人生でおいしいところだけを食べていきたい。

この作品では、同棲生活を送ってた悟が事故死してしまったのがショックだったけど、あとは楽しめる内容だった。

私は、田辺聖子の作品の主人公みたいに、何人もの男と器用に付き合っ

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田辺聖子「ベッドの思惑」

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田辺聖子「ベッドの思惑」

電車に乗ってる時間などを利用して、のんびり読んだ。

田辺聖子の小説って、本当に元気出るわあ。

なんか前向きになれるっていうか、胸張って歩いていこうっ!

って気にさせてくれる。

本作の主人公あかりは、31歳の独身OL。

周りの女友達もみな独身で、それぞれ年下の男たちを可愛がったりしてる。

田辺聖子の小説をジャンルに分けると、痛快ラ

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田辺聖子「姥ざかり」

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田辺聖子「姥ざかり」

仕事の休憩時間などにちびちび読み進めてたから、えらい時間がかかったけど面白かった!

歌子さん素敵すぎる。

この本を読んだら、誰もが「歌子さんみたいなおばあちゃんになりたい!!」って思うんじゃないかな!?

そこそこお金持ちで元気でキレイで自分を楽しませるのが上手で毎日ポジティブに忙しく生きてる。

いいなぁ♪

作中で、歌子さんが叔母やお友

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田辺聖子「苺をつぶしながら」

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田辺聖子「苺をつぶしながら」

田辺聖子作品の登場人物って、本当に個性的で面白い。

本書の主人公の乃里子は、とりわけ明るくて30代の独り身を楽しんでる。

金持ちの剛とのやりとりも面白いし。

とりあえず、乃里子三部作は読破した。

(過去の読書記録ノートより)

この本を読んだのは、2011年5月12日〜2011年6月9日。

田辺聖子さんの作品は、ほぼ10年前に

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田辺聖子「三十すぎのぼたん雪」

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田辺聖子「三十すぎのぼたん雪」

田辺聖子の書く小説って、どうしてこう共感できるのが多いんだろう。

私は、まだハイ・ミスではないけれど、すごく「分かる分かる」っていうのがある。
(過去の読書記録ノートより)

この本を読んだのは、2011年3月24日〜2011年4月20日。

たしかこれは短編集だった気がする。

あまり内容を覚えていないので、改めて読みたい1冊。

田辺聖子「私的生活」

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田辺聖子「私的生活」

これは、「言い寄る」の続編という形をとっていて、剛と結婚した乃里子の生活が描かれている。

始めは結婚生活という内容が物足りなく感じたけれど、そこは田辺聖子。

しっかり勉強させて頂きました!!

よく、女は玉の輿に乗りたがるけど、ただ金持ちの男と結婚しても、贅沢を楽しく感じるのは最初だけ。

そのうち、贅沢の向こう側にある重荷やら何やらに苦し

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田辺聖子「言い寄る」

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田辺聖子「言い寄る」

田辺作品に登場する女性はみんな強いけど、本作の主人公・玉木乃里子も例外じゃない。

でも、親友の美々と、乃里子の恋する五郎がくっついてしまったり、辛い想いもしてる。

乃里子の気持ちで共感できたのは、わがままいって地団駄ふんで、甘えることのできる人がうらやましいということ。

私も、表向きは真面目で優等生で、文句も言わず、問題の無い人。

でも

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田辺聖子「愛してよろしいですか?」

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田辺聖子「愛してよろしいですか?」

「夢のように日は過ぎて」のタヨリの印象が強すぎるけど、本書の主人公・斉坂すみれも相当強烈な女性。

すみれは34歳の独身OL。

旅先のローマで、大学生の矢富ワタルと出会って、恋に落ちてしまうって訳。

読んでて結構ハラハラさせられた。

ワタルが約束した夜に家に来なかったり、お金を借りたまま連絡してこなかったり・・・。

2人の

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