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打撲事故による心身の変化。

台風10号の影響で東京でも強い風や雨が起こった日。

整体指導を受けたいと連絡が入ってきた。

木の枝が頭に落ちてきて、痛いし、調子がおかしいとのこと。




来室していただいて実際に頭に触れてみると

気配が異なる場所が確認できた。

それは後頭部で、ちょうど打撲した部位だった。


打撲したときに必ず確認しなければならない部位はお腹。

お腹の弾力がどうなっているか。

普段よりも明らかにお腹が硬張っていたら

打撲の影響は大きい。

舟底のように硬くなってれば生命に関わる。

その場合はすぐに救急車を呼ぶべし。


実際にお腹にふれてみると

お腹は硬張ってはいなかった。

ただし事故に遭って不安になってしまっていることが背骨には現れていた。


息を詰めてしまっていたので

息が入るように調整していく。

そして不安を表現している部位が緩まるように誘導する。

最後に実際に打撲している頭に気配が変化するまで愉気をしていく。

打撲した部位の気が通るようになれば影響を最小限に抑えることができる。


ぼくら人間は動物なので

生まれてから死ぬ迄のあいだ打撲を経験しないってことは有り得ない。

動物なので生きていれば必ず打撲を経験する。

それは動物としての宿命。


とくに大きな力が衝突した打撲や、

速度が速い打撲は

衝突した部位の気の通りが鈍くなって

そのままにしておくとカラダに痕跡として終生残っている。

整体へ回復していく過程で突如感じられる様になった異常や痛みは

過去に受けた打撲であることが多い。

ときには50年前や60年以上前の打撲であることも珍しくない。


来室されたときは痛みと不安に包まれていたんだけど

実際に打撲した部位の気配が回復して

カラダが変化してくれたので

整体指導後には笑顔を取り戻されていた。


ご本人はその変化に驚かれていたんだけど

カラダが変化してくれたのだから

ココロが変化するのは必然なんです。

それは打撲起因の場合でも同じなり。



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