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知らず知らず自分に魔法をかけている。

整体指導のあとに心身がゆるみ生い立ちを語りだされた。

わたし右耳がよく聞こえないんです。

パワハラやモラハラを被った職場の上司たちは何故だかいつも右に席を陣取っていたんだそう。


それって完全に無意識がシステマティックにカラダを変えている仕業だよね。

聞きたくない声がいつも右側から聞こえてくる。

どうしたらいい?


めっちゃシンプルな結論。

右耳を聞こえにくくしとこうか。

了解。


無意識のなせることですよと原理を説明してさしあげた。


あ〜やっぱりって。


この話題をぼくに提示してくる時点で

自分でも分かっていたはずだよね。

頭の中の考えを外に出してあげて

自分の考えが気のせいじゃなくって事実だと認定してもらいたかった。


例としてこんな話を彼女にしてみた。

自分の脳内会話でいつも女性性を否定していると

無意識は了解と言って

女性の象徴としての子宮や乳房をなくしてしまおうと動き出す。

結果として子宮癌や乳癌の方に女性性を否定している方が多い。

耳が聞こえにくなった仕業と同様

無意識が働いた結果なんですよって。


すると彼女が震え出して

なんで分かるんですか?

と泣き崩れた。


私が子宮を摘出したことなんで分かるんですか?

もう私、女じゃないんです。


ぼくはその事実を知らなかったから口に出来た言葉だった。

知っていたら口にできなかった言葉。


整体指導によって心身が緩みだして

彼女自らが生い立ちを語りだしてくれたタイミングで

ぼくが彼女に言葉を届けることになったことにも意味があったのではと

ふと脳裏によぎった。

会話の流れで自然と口から出た言葉だった。


言葉を聞いた彼女は衝撃を受けて

それが号泣となってしまった。


女性性の否定をしている自分の脳内会話を

まさに今おこなっている最中に気づけるようになれば

否定癖を変えられるようになる。

それが行なえれば自然と彼女の内部からカタルシスが立ち昇ってくる。


心身が生み出した癌という実を取り除いたって

癌を生み出した心身という土壌が変わったわけじゃない。

否定癖を止めるってことは

土壌そのものの変えるってことになる。

自分を否定する黒魔術を止めていくことが大切になってくる。



※女性性の否定という黒魔術










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