臭いが教えてくれる「あなた」。
役者活動していたころ
途中、付き人をしていた時期に中断したけれど
通算で6年ほど銀座の酒屋で配達のバイトをしていた。
当時、お店はクラブが多い銀座八丁目にあった。
そのせいで銀座の路地には詳しい。
あの辺りで鬼ごっこが開催されれば相当強いと思う。
海外で繁華街の路地に入るのは危険だけど
銀座にはそんな路地はない。
特に印象に残っている路地が2つある。
2つとも銀座八丁目にある路地。
1つは銀座の老舗ケーキ店のピエスモンテの横の路地。
ホステスさん御用達でもあり
資生堂が銀座で最高級フレンチの店ロオジエを出店したとき
何人もパティシエを引き抜かれたお店。
その路地はいつも甘い匂い、美味しそうなスイーツの匂いが漂っていた。
もう一つは魚河岸の魚卸の人が
店で一番いい魚を卸していると言っていた小笹寿しがある路地。
当時は路地には他にも飲食店があって
匂いを嗅いだだけでも美味しいお店があると感じられる
キリッとした引き締まった美味しい匂いが漂っていた。
この路地は出世街道と呼ばれている路地でもあった。
田中角栄さんが議員時代によくこの界隈でよく飲食されていて
お店から国会に向かわれることもあったり
この路地から真っ直ぐ国会に道が続いていることなどからそう呼ばれるようなった路地。
今日、整体指導において
その人の胸椎9番に愉気をしていたら
銀座のピエスモンテの横の路地みたいな臭いが立ち昇ってきた。
その胸椎9番はくたびれて弾力を失っていた。
胸椎9番は肝臓の状態を現わす椎骨。
来室前にランチでコース料理を食べてデザートも食べましたと言っておられたんだけど
1回スイーツを食べたくらいで胸椎9番の弾力が失われたりなんかしない。
ましてや愉気による気の感応で甘い臭いが感じられる程だなんて。
これがくたびれて弾力を失っているのが胸椎10番なら
愉気をして気の感応では下水の臭いが感じられる。
胸椎10番は腎臓を表現する椎骨であり
腎臓の機能はカラダの下水処理。
気の感応で特徴的な臭いが感じられるのは相当くたびれているとき。
くたびれている椎骨が弾力を取り戻してくると
先ほどまでしていた臭いがしなくなる。
臭いはとっても大切なカラダからの情報。
背骨に気が通ってくると
ご本人の本来の臭い、
個人を識別できる個人情報そのものの臭いがしてくる。
それゆえに整体指導を受けに来られる場合には
臭いのキツイ香水、柔軟剤、シャンプーなどは避けてもらいたいわけです。
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