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飛び上がるほど驚いちゃうリアクションの大きさ。

整体指導を受けてから

日常生活の中でものすごく驚いてしまうようになっているんですって相談を受けた。


キッチンにご主人が入ってきたら飛び上がって驚いて叫び声を出しちゃったり。

エレベーターでご近所さんと出会ったら飛び上がって叫んでしまったり。

今まで経験してきたいつもの日常なのに

自分の反応が変わってしまっているんですって。


だとしたら毎回、新鮮にリアクションしていることになる。

坐禅をしている禅坊主の脳波を測定したら

驚かせた場合、

何回やっても同じように反応して同じ脳波が計測できた。

自動思考が静まっていて濃厚に今ここに居るから。

いまここに居ない人

って、ほとんど全員なのだけど

通常は驚かせると徐々に慣れてきて驚かなくなり

脳波は徐々に小さくなっていく。


自動思考が静まっている人や

元々今ここにしか居られないADHDの人

認知機能が衰えてきている老人なども

リアクションが大きい。



相談をしてきた方は認知機能が衰えているのではなく

「いまここ」に没入している度合いが濃くなっていることが原因だと考えられる。



脳内の自動思考が静まれば静まるほど

カラダを濃厚に感じれば感じるほどに

今ここに居る度合いが濃くなり

外世界に対するリアクションが新鮮になっていく。

だからリアクションが大きくなってしまう。


ぼくもコールセンターに勤務していた頃

坐禅を実践していたこともあって

会社でのリアクションが大きくなって

周囲の人たちから見ていて飽きないと注目されたことがある。


まぁ、仕方ないよね。

驚いたときにイスからお尻が浮き上がっちゃうくらい

飛び上がるんだから。


脳内がザワザワしていないってことは

マトリックス(仮想現実)の中に居ないってこと。

意識が脳内でぐるぐるしていないから

100%の意識を外の現実に対して向けられるので新鮮にリアクションしちゃうわけ。


脳内であまりにも思考がザワザワしている状態って

映画マトリックスで描かれたカプセルの中で培養されている人間と同じなの。

仮想現実の中にどっぷり浸かっていれば

カプセルの外のリアルな現実に意識は向けられない。


脳内が静まってくれば

自ずからマトリックスの外に出られる。

カプセルの外に出ているんだから、リアクションは大きくなるわけ。

体験している現実は同じなのに

向けられている意識の量、濃さが全然違っているからね。


大きくなったリアクションは

自動思考が静まってきたことの反映であり

カラダが感じられる様になった結果でもあり

歓迎すべき変化のひとつになります。


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※聞き入っていて観客の没入感が凄いライブ。


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