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大切なことは自分の要求を感じてあげるだけ。
面白いことに健康に関する学びを深めていけばいくほど
人相が険しくなっていく人が一定数いる。
野口整体も例外じゃない。
世の中に出回っている心身に良いとされている情報を学び続けて
その全てを実践するようになれば
確実に病むってことは断言できる。
〇〇という体操がいいですよ
〇〇という食べ物がいいですよ
あふれる情報を取り入れていたら
起きている時間すべてが、そういった健康法に費やされてしまう。
健康法というルールを集めていくと
〇〇すべし
〇〇すべからず
というルールが脳内に増えていき不自由さが増大する。
ルールが多いから、外の現象に対する批判が増大して自分の機嫌が悪くなる。
人生の目的が健康法のルールを順守することにすり替わってしまい
頭の中は抱え込んだルールがいっぱいになっていく。
ルールに則って世界を見るようになって常に「考える」世界にいて
カラダを「感じる」世界にはいないので
カラダから感じられるはずの幸せも感じられなくなる。
だから人相が悪くなっていく。
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ぼくらは健康法をするために人間体験しに生まれてきたわけじゃない。
自分の内なる要求に従って生きていくために人間体験をしに来ている。
いのちを大切にする=自発的な要求を大切にする
もし健康のためのルールをひとつだけ持つとしたら、これだけでいい。
自発的な要求は自分で感じられる。
自分でしか感じられない。
生きている限り、ずっと一緒に在るカラダを通じて
自発的要求は感じることが出来る。
誰かに教わる事じゃない。
自分が感じていることを丁寧に扱ってあげればいいのだから。
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