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キッチンの隅にレモネードが引っ越してきまして、、
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1.ずいぶん遠くまで来てしまった
広島駅から、JR呉線に乗り換え、
さらにバスで1時間とちょっと。
只今、大きな橋を3、4本渡り終えたところ。
なんだかずいぶん遠くまで来てしまったような。
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行ったこともない
知っている人もいない場所で
1泊2日を過ごす。
さあ、どうなることやら。
2.一年前から温めてていたのです。
1年ほど前からこの場所が
気になっていたのですが、、、
中々踏み出せずにいたのです。
今回、Instagramのレモネードという言葉に
魅かれて
この場所を訪れることを決めました。
3.腹がへっては、レモネードば作れぬ。
案内には現地集合と書かれている。
心配症の私は約束の2時間前に到着。
流石に早すぎた??
食堂もあるそうなので、時間まで
ちょっと腹ごしらえ。
鯖丼とみかんのロールケーキを平らげた。
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4.レモンの葉っぱの香りって?
さて、腹ごしらえをした後、
担当の方に本日の宿泊場所を案内してもらう。
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・・・
案内後は早速、つなぎに着替えて
レモンの畑へ。
はじめに、パティシエの
サニーサイドアップさんに
レモンの葉っぱは、レモンの香りがするという
ことを教えていただいた。
実際に葉っぱをちぎって匂いをかいで。
五感を使って体験すると
記憶にも残るみたいだ。
つばさファーム(※2)さんや
レモン博士(※3)さんと合流し
まずはレモンの試食会。
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半分に切られたレモンを
かじってみる。
あれ?思ったより酸っぱくない。
口をすぼめたくなるような酸っぱさはなく、
何度でも口に運びたくなるすっぱさ。
つばさファームさんのレモンは、
すっぱさの中にも
丸みがある感じ(伝われ〜)。
そして、
レモンやみかんについてたくさんのことを
教えていただいた。
もし、お店に行ったら、
レモンを見てみてほしい。
・・・・
レモンの皮にかさぶたがついていたら、
それは、農薬を使っていない印だって。
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レモンの茶色い点々を「かさぶた」と表現。
その一言から本当にレモンを大切にしているんだということが伝わってきた。
また、今年採れたみかんも頂いた。
つばさファームさんいわく、
今年のみかんは過去一美味しいらしい。
全国どこへでも発送しているそうで
ぜひ買って食べてみてほしい。
私は気づいたら2つぺろり😋
5.空白の時間。
レモンの収穫後、何をするかというと
なんと、特に決まっていない。
夕食まで、1時間以上ある。
空白の時間。
この活動に参加する前までは、
□時から△時まではこれして、
◯時からは食事で・・・
というように
きっちりスケジュールが決まっていると
思っていた。
だから、この空き時間には
正直驚いた。
戸惑いながらも、
まめなの方とおしゃべりをしたり、
周辺の図書館や海辺を案内してもらったりした。
自由な時間が欲しいと
常々思っていたのに
いざ、目の前に自由な時間が現れると
戸惑ってしまうもんなんだな。
6.いよいよ、クラフトレモネード!!
さて、2日目の朝。
朝食を済ませると、
いよいよクラフトレモネード作り。
まずは、レモンを切る。
輪切り?くし切り?
サニーサイドアップさんは
こう仰った。
「思いのままに切ってください。」
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切り方は特に決まってないみたい。
なんだか楽しくなってきた。
次はレモンと砂糖を交互に入れていく。
ポイントは1つ。
一番上に砂糖が来るようにすること。
黒糖、氷砂糖、てんさいとう・・・
あ、はちみつもある!!
スパイスはどれにしよう?
シナモン、カルダモン・・・
舐めたり、匂いをかいだりしながら
どれを入れたいか決めていく。
何だか、薬を調合する魔女になった気分。
自分だけのクラフトレモネード。
仕込み完了。
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7.クラフトレモネードがキッチンの隅に、住み着きまして。
気づいたら、
あっという間の2日間。
そろそろこの場所ともおわかれ。
レモネードの瓶を抱えて、
新幹線に乗車。
レモネードは、無事に自宅キッチンの隅に
落ち着きました。
今では
「昔からそこにいました」的な風格すら
漂っております。
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最後になりましたが、
Sunny-side Up様、つばさファーム様、
まめなの方々、本当にありがとうございました。
私にとって、とても貴重な体験&素敵な時間を過ごすことができました。
ここは、またぜひ訪れたい場所のひとつです。
2023.12.02〜2023.12.03
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