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なぜオバさんは怖いのか

わたしはオバさんと呼ばれる歳に近づいている。
というか、相手の年齢によってはもうオバさんだ。

これまでの社会人生活では、オバさんという存在の素晴らしさを何度も実感してきた。
お喋りで職場が明るくなるし、オフィス環境を整えるために率先して動いてくれたりと、感謝することばかりだ。

それではなぜ職場でのオバさんは、時として怖い存在になるのか。
これまで怖いと思った場面を、振り返ってみる。

勢いがよすぎる
席をサッと立つときや、髪をかきあげるとき、その勢いにドキッとした。
トイレットペーパーをカラカラカラカラカラカラ!と回す音を聞いたときは、あまりのスピードと回転数におどろいた。
もう少しゆったり動いてくれるとありがたい。

ニオイに過敏すぎる
これは自分も歳をとってみないと分からないが、ニオイに過敏な人が多いと思う。
とくにタバコと口臭には厳しい。タバコ臭い人が通りすぎると、鼻と口を手でおさえて席を立ったりする。
芳香剤がきつい人がいるとジロリと睨む。
そんなに態度に出さなくても…と思うけど、耐えるのが難しくなるのかもしれない。

いつも不機嫌に見える
顔色がすぐれないと、具合が悪いのか、機嫌が悪いのか判別しにくい。
とくに唇には、色味を足した方がよいと思う。
「真顔でいるだけで不機嫌に見られるのがオバさん」という言葉をどこかで聞いた。
デフォルトで口角を上げておくのがベターかも。

他人に厳しすぎる
なぜかルールや規律に厳しくなる。
とくに遅刻や、報告漏れなどには容赦ない。
たとえ自分に被害がなくても「ルールを守らない」「気遣いがない」だけで不機嫌になってしまい、「私ゆるせないわ」と言葉に出したりする。
他人に寛容になった方が生きやすいのにな〜と思う。

ただの悪口のようになってしまったけど、これまで感じた事を並べてみた。
貴重な意見として受け取ってほしい。

女性は歳をとるにつれ、更年期やホルモンの影響で、感情のコントロールが難しくなる。
いつも明るく朗らかなオバさんでいることは相当難しいはずだ。
それでも毎日を明るく過ごそうと、自分を鼓舞して、頑張っている姿に励まされる。

わたしも先輩たちに続きたい。
欲を言えばみんなを怖がらせずに仲良くしたいし、楽しいオバさんになりたい。

同世代の皆さん、一緒にがんばりましょう。

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