京都へ行こう❣【111】
今回は、大徳寺の塔頭『黄梅院』です。
10月1日〜12月11日まで、京都春秋主催の特別公開をしています。拝観料は800円。
この期間の写真撮影は、受付までの前庭のみ
となります。
私が訪れた9月16日は、拝観料が1000円。
『本日は写真撮影出来ます!』との案内が
ありました。やったー!写真撮り放題✧*。
多分こちらが通常料金です。
春や秋のトップシーズンは大変混み合うので
境内をスムーズに観てもらうために、少し料金を下げて写真撮影を不可にしているのかな?と思いました。
表門
うわっ!これは期待してしまう♡⤴︎⤴︎
しつこいですがもう1枚。
美しい前庭。木影の感じも素敵です✧*。
桃山時代の戦国大名や文化人とゆかりがある
お寺で、織田信秀、毛利元就、小早川隆景、
蒲生氏郷などの石碑が並んでいます。
鐘楼
加藤清正が朝鮮から持ち帰ったという釣鐘。
庫裏【重要文化財】
後から気付いたのですが、どうやら唐門を撮り忘れています。重要文化財なのに…。あんなに
ゆっくりと時間をかけて観てまわったのに、
まさかの見落とし。(*ノω<*) アチャー!
長い参道は、境内の奥まで続きます。
玄関
こちらが玄関。靴を脱いで上がります。
直中庭(じきちゅうてい)
千利休が作庭した『直中庭』は、苔一面の
池泉式枯山水庭園です。
寺院を包み込むように作庭されているのが特徴です。
休憩室
冷房完備なので快適。
座って『直中庭』を眺める事が出来ます。
私はスマホのバッテリー補充のため、しばらくこちらで休憩しました。
茶室 『一枝庵(いっしあん)』
この白砂は『作仏庭』の滝組石からの水の流れを表していて、建物を囲むように敷かれています。
豊臣秀吉の希望により『千成瓢箪』をかたどった空池。
三尊石
比叡山より持ち帰ったと伝わる三尊石は、中央が不動明王、右は矜羯羅(こんがら)童子、
左は制吒迦(せいたか)童子を表しています。
加藤清正が持ち帰った朝鮮石灯籠も据えられています。
朝鮮石灯籠
本堂【重要文化財】
室中の間『竹林七賢図』
雲谷等顔(うんこくとうがん)は、桃山時代を代表する毛利家の御用絵師。
本堂の襖絵四十四面が【重要文化財】です。(襖絵はすべて複製です)
檀那の間『西湖図』
礼の間『芦雁図』
破頭庭(はとうてい)
本堂前庭の枯山水庭園は、直線的なデザインが
特徴。手前が白川砂、奥が苔になっています。
聴聞石(ちょうもんせき)
『分殊菩薩』(右)と『普賢菩薩』(左)で
二尊を表しているそうです。(右側の写真)
左隅の平べったい石は、修行中の求道者の姿を
表しています。(左側の写真)
閑坐庭(かんざてい)
本堂東側、庫裏との間にある石庭です。
庫裏【重要文化財】
庫裏は仏教寺院における建造物の一つで、僧侶の居住空間や台所の機能を持つものです。
黄梅院の庫裏は、小早川隆景が寄進して建てられました。
禅宗寺院の中で最も古いと云われる庫裏に
『おくどさん』がありました。
当時のまま現存されているのは大変珍しいそうです。『愛宕山の御札』は、わが家と一緒!
『心』
花頭窓からの閑坐庭
庫裏を抜けると『閑坐庭』の反対側に出てきます。舟が蓬莱島を目指しているように見えます。
作仏庭(さぶつてい)
こちらが建物全体を取り囲む白砂の源流である
滝組石です。
庫裏から本堂の裏庭になっている『作仏庭』。名前の由来は『仏を作る』ではなくて、
『自分自身の中にある仏に気付く』という意味で、一度きりの人生を心して生きましょうというメッセージが込められています。
『作仏庭』の西側には、茶室『東禅軒』があります。
書院の間
普通に扇風機が置いてあり、左側はカット
しました。
眠蔵(寝室)
水屋
書院西庭
今回はこちらをトップ写真にしています。
こちらで境内をぐるっと一周しました。
左側の渡り廊下で玄関まで戻ります。
書院『自休軒』
門の奥にチラッと見えているのは書院です。
いかがでしたか?
大徳寺には、前回の『瑞峯院』のお庭が見たくて訪れました。せっかくなのでと立ち寄った『黄梅院』でしたが、予想以上に素晴らしく
驚きと感動がありました。
拝観料が1000円でも大満足♡♡♡
美しすぎる前庭✧*。
異なる魅力の『直中庭』『破頭庭』『作仏庭』『閑坐庭』。
お庭好きにはたまりません(*´艸`*)♡
超おすすめです❣
最後までお読み下さりありがとうございます❣️自分が振り返って分かるように写真を多めにしたら56枚にもなりました。(*ノ>ᴗ<)テヘッ