京都へ行こう❣【235】
今回は女子旅❣
今年の干支である『辰(龍)』にゆかりのある神社仏閣を巡りました。
まず最初に訪れたのは、東福寺駅から徒歩2分の場所にある『瀧尾(たきお)神社』です。
見どころは、拝殿の天井にある『龍の彫刻』。
いろんなメディアに取り上げられた事により、年明けは道路にまで行列が出来る人気ぶり。
あまりの反響に、拝殿の特別拝観は2月末まで延長されました。
私達が訪れた1月14日は、待ち時間ゼロ。
思っていたより空いていました。
鳥居の奥に見える白いテントの所が受付です。
まず最初は、手水舎から。
手水舎
人が近付くと水が出るシステムでした。
私のチェックポイントである龍の爪は3本。
手水舎にも、立派な彫刻が施されています。
彫刻の動物たちの目には『玉眼』が入れられていて、とても表情が豊か。これは江戸時代後期に多く用いられた技法です。
御神輿
運良く『御神輿』も見る事が出来ました。
毎年9月の最終日曜日に『神幸祭』が行われます。
本殿【京都市指定有形文化財】
ちょうど無人だったので、先に本殿をお参りしました。本殿は、貴船神社奥宮の社殿を移築しています。
干支の彫刻
本殿を取り囲む透塀には、干支が彫刻されています。
建物は完成と同時に崩壊が始まるという考え方があり、災いを避けるためにあえて『戌と亥の順番を逆』にして『未完成』にしています。
拝殿【京都市指定有形文化財】
拝殿前にある受付で、拝観料500円をお支払いして昇殿参拝します。
すでにニュースで見たり記事を読んだりして、どんな感じなのかは知っていましたが、実際に間近で見ると『龍の躍動感』が凄い!
この龍の彫刻は、彫物師である九山新太郎氏によるもので、全長は約8メートルあります。
この龍は『夜な夜な川へ水を飲みに動き出す』という噂が広がり、天井にワイヤーが張られていた時期もありました。
天井画や襖絵に描かれている龍は、手に宝珠を持っていますが、この龍は今から宝珠を掴みに行く所。
これからもずっと繁栄し続けて欲しいとの願いを込めて、あえて未完成(宝珠を持たせない)にしています。
いろんな角度から撮影しました。
龍のウロコの質感や木目の使い方が見事です。
チェックポイントである龍の爪は3本でした。
金色の宝珠
龍頭
瀧尾神社の龍頭は、150年ぶりに祇園祭の巡行を復活した『大船鉾の龍頭』の復刻モデルにもなっています。見比べるとそっくり(*´艸`*)♡
今年の祇園祭は『大船鉾』にも注目ですね❣
復刻された大船鉾の龍頭
いかがでしたか?
大丸百貨店の創業者である下村彦右衛門が毎朝欠かさずにお参りをしていた事から、『金運』
や『仕事運』に恵まれるパワースポットとしても知られています。
今回の学びは、あえて『未完成』にすること。
知恩院の『忘れ傘』もそういう事なんですね。他にも色々ありそう。
トップ写真の『龍みくじ』ですが、用意された4000個は元旦に完売したそうです。
私も欲しかったなぁ。
次回も、龍にゆかりのあるお寺です。
どうぞお楽しみに♡♡♡