マガジンのカバー画像

♯シロクマ文芸部

11
時には共通の課題があることの、部活のような楽しさを♪ シロクマ文芸部さんに参加させていただいた、詩、エッセイ、創作物語などをピックアップ。
運営しているクリエイター

#詩

「おつかれさま」詩/シロクマ文芸部

【おつかれさま】 働いても働いても 満たされなかったあの頃 飼いならされた会社員のような …

ぽぽら
5日前
9

スマホゾンビになりたくなくて(詩/シロクマ文芸部「秋と本」)

【スマホゾンビになりたくなくて】 読書の秋っていわれるように 秋には本が似合う どうして…

ぽぽら
3週間前
17

爽(詩/シロクマ文芸部)

【爽】 コンビニの爽やかなサイダーにも飽きた CMで知った爽やかな柔軟剤の香りにも飽きた フ…

ぽぽら
1か月前
20

木の実と葉【詩/シロクマ文芸部】

【木の実と葉っぱ】 木の実も葉っぱもみんな いつかこぼれてゆきます 木の実も葉っぱもいつ…

ぽぽら
1か月前
30

風の色(詩 /シロクマ文芸部)

風の色 晴れた日の空の下 真っ白なせんたくものが 風に揺れています 小さなマンションのベラ…

ぽぽら
2か月前
30

尖った小石を懐かしむように(詩/シロクマ文芸部)

過去にあった格段にいいことよりも 過去のよくなかったことに 声をかけてあげたいのです 懐か…

ぽぽら
2か月前
14

夏は夜(詩/シロクマ文芸部)

「夏は夜」 あんなに眩しかった真昼のすべてが 見渡す限りの夜に包まれています 部屋の窓をひらいた時に 海からのむかい風が 通りすがりのお店で今日 ついつい買ってしまった風鈴を ゆうるりと鳴らしてくれたのです 生まれたての夜の音 薄明りの宵の光に揺れながら 静かに光ってくれたのです 昨日の雨で今夜は ほんのすこし過ごしやすい夏の夜です 眩しすぎるものが多すぎて 手に負えず どことなく疲れていた私のぜんぶが 夏の夜になって響いています どこかに消えてゆきます 夏は夜

手紙には(詩/シロクマ文芸部) 

【手紙には】 私の生きごとは他人からみれば 他人なんだから他人ごと あたりまえのこと だけ…

ぽぽら
4か月前
27