生活が180度変わって
突然ですが、
実は今、
私、
noteを続けるか、悩んでいます。
先週の記事では原点回帰でもしている風だったのに、と思われるかもしれません。
しかし、noteを始めた頃と今とで生活が180度変わったのです。
noteを始めた当初と環境が大きく変わり、ここで語る意味とは? と、考えてしまうことが増えたからこそ、先週、あんな記事を書いたのです。
こんな、どうしようもない悩みを書いて、投稿して、どうするんだと思う自分もいます。
でも、ここだからこそ、語る意味があるとも思います。
少し、耳を傾けていただけたら、嬉しく思います。
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noteを始めた頃、私は圧倒的に人と話す機会がありませんでした。
コロナ禍ということもあり、大学にも行かず、友達にすら会わず、直接話す相手は、ほとんど家族だけ。
たまに行くアルバイトと、ハローワーク、就活の面接が、他人と話す唯一の時間だったといっても過言ではありませんでした。
そんな生活のなかで抱いたのは、世界から置いてきぼりにされたような、冷たい感覚。
自分って、世界に不要な存在なのかも……。
そんな風に思うことさえありました。
しかし、noteがその考えをガラリと変えてくれました。
自分の考えたことや話したいことを、ランダムに、ありのままに話す。
それが誰かに届いて、スキやコメント、マガジンへの追加などの様々な方法で私に返ってくる。
noteを開いては誰かの日常の事件に笑い、悲しい出来事に共感し、誰かにとっての大切な言葉に、涙する……。
この繰り返しは、私の世界を完全に変えてくれました。
自分の言葉には意味があると思えたのと同時に、他人の心の深いところに日々、触れたことで、世界が優しくて豊かなところだと気づけたのです。
これより素晴らしいことはないと思いました。
でも今、その考えは揺らぎつつあります。
私の生活が、180度変わったからです。
この4月、私は社会人として、新たな生活を始めました。
家族から離れ、
初めての土地で、
初めての人たちと、
初めてのことをする。
初めは、それを怖がってもいました。
しかし、3週間経った今。
母の願い通り、私の回りには、私の話に耳を傾け、私が泣いていたら一緒に泣き、私が成功したら私より泣いてくれる、そんな人たちで溢れています。
家族も、慣れた場所も、慣れたことも、ここにはありません。
でも、優しい人たちが周囲にいるお陰で、
初めての場所は新しい感動をくれる場所に、
初めてのことは新しい学びをくれるものに、
なったのです。
そして、その優しい人たちの話を聞き、その人たちに自分のことも話すうちに、何だか満たされてしまったのです。
世界から取り残されたような感覚が、今は、ほとんど感じられないのです。
とはいえ、その時のことを忘れたわけではありません。
自分の心のなかにある、全てのことを、周囲にさらけ出せているわけでもありません。
それに……、こうして書きながら、会ったことのないnoterさんたちの顔が浮かんでさえいます。
連続投稿が切れることより、いつも読んでくださる皆さんとの縁が切れてしまうことの方が、私にとっては辛いことです。
だからやっぱり、noteはやめられないな、と思います。
でも、環境が大きく変わったことは、確かです。
私の書く文章にも、何か変化があるかもしれません。
書く内容も、これからどんな風になっていくのか、自分でも予想がつきません。
以前から書きためている下書きたちをきちんと書き上げたてお見せしたいと思うと同時に、新しい経験を、できる限り新鮮なうちに言葉にしたいという欲求も出てきているからです。
きっと、これまで読み続けてくださった皆さんは、この変化を不快に思わず、見守るような気持ちで、変わらず読み続けてくださることと思います。
生活は180度変わりましたが、私の根本は変わっていないことを、きっと、何らかの形で感じてくださることと思います。
実際、私の書くことへの想いも、noteで出会った皆さんへの感謝の気持ちも、少しも変わっていません。
それは、古き良き友人への思いと通ずるものがあります。
どんなに新しい友人が増えても、結局戻りたくなる居場所のような存在。
それが、私にとってのnoteであり、noteで出会った人たちなのです。
……何だか、ラブレターのように熱く語ってしまいましたね。
来週も、また何か、書いて、投稿するつもりです。
何を話すことになるのか?
それは私にも分かりません。
でも、その内容が、このnoteを訪れてくれる人に少しでも響いてくれたら、嬉しく思います。
それではまた、来週もお会いしましょう。
そして、改めて、これからもよろしくお願いします。