あなたの美容室デビューは何歳でしたか?
美容室デビュー!
親族の1歳児のカットをさせて貰いました。 美容室デビュー!を飾った訳ですが、 その担当美容師として、選んでもらえてありがたいなぁと思いつつ。
この子は、 これから何回、髪を切るのだろう? 何人の美容師と巡り会うのだろう? などを考えると、彼女の美容室、美容師との関わりのスタートにいるのだなと感じます。
流石に1歳児なので、初めてだし、またよくわからない(記憶にも残らないであろう)中、緊張したと思いますが、大人しく切らせてくれました。
切り終わってからの、ドライヤーの温風と音に 驚いていましたが… ごめんね。
本人がよくわかっていなくても、パパママが、「可愛くなった!」と、喜んでくれる姿が、 嬉しかったりします。
子供も親の喜ぶ笑顔を見て、笑顔になる。 ステキなプラスの連鎖がおきます。
初めて切った髪の毛を記念に持って帰りたい。 ということで、保存用のパックを持参してくれていました。
デビュー記念、いいなと思った次第です。
記念、節目に立ち会う仕事
日本は、人の人生の中で、儀礼、ならわしで行う文化的行事が何度かあります。 そのたびに、美容師が関わらせていただく機会は多くあります。 その人のライフステージに、家族以外で、 より近くにいるという場合もあるでしょう。
これまでに、幼少期、小学生くらいから担当し、何度かの入学と卒業を見守り、成人式、就職などのタイミングで、お祝いの言葉をかける機会をいただいたお客様もいらっしゃいました。
女の子であれば、成人式の着付けやヘアセットにお店に来てくれたり、男の子であれば、スーツ姿を見せに来てくれたり。
その時々で、部活のリーダーとしてどうしたらよいか?や進路や就職に関しての相談や恋愛相談などを受けることもあったり。
結婚式前に、髪を整える。とか先式にむけて、髪をキレイにしたいなどもありますね。
成長を見守ることができるのは、とてもありがたいです。
お祝いをすることもあれば、弔いの言葉を伝える事もあったり、一緒に喜んだり、悲しんだり、 励ましたり、励まされたり。
美容師のコミュニケーションは、 多岐に渡り、自分自身も、過去に関わってもらった美容師さん達に影響されることはあったと振り返ります。
お客様のライフステージに、寄り添うことのできる仕事。
記念に立ち会える仕事、ステキな仕事です。
今日も、どこかのサロンで、美容室デビューするお客様がいるのだろうなあ。
Aya Horiguchi