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美容は奥が深いから楽しい
頭皮には、ライフスタイルが反映されている
先日の3日間のオンライン研修、ヘッドスパの実演をするため、毎日、違う方にモデルとしてご協力いただきました。
ヘッドスパの一連の流れを配信するため、サロンでよく行われているカウンセリングからスタートします。
カウンセリングシートに記入してもらい、生活習慣、普段のケア方法、などを伺います。
そして、実際に頭皮の状態をチェックしますが 皆さん、頭皮が乾燥していたり、硬くこっていたり、また部分的に赤くなったり。でも、ご本人は気づいていないのです。
肩こりや眼精疲労などは、痛みやコリとして感じやすいものですが、頭皮は見えづらいということもあり、気づきにくいようです。
シャワーの温度が42~43℃という人もいました。頭皮や髪の乾燥は、洗いすぎ、油分を必要以上に取り去っていることも原因になりますが、意外と知られていません。
アドバイスは多岐に渡る
この3日間、3人のモデルさんに共通して伝えた アドバイスは、
「シャンプー時のお湯の温度に注意してください。38~39℃にしましょう。そして、すすぎ残しをなくすこと」です。
シャンプー時のお湯の温度が高いという方の共通点として、"湯船に浸からない"という方が多いようです。シャワーだけで済ませるため、冷えないように、出来るだけ熱めのお湯で洗い流す。 ということかと思います。
「湯船に浸かることができる時は、ぜひ、湯船で身体をあたためてください。血行促進され、冷えの解消にもつながります。そうすれば、シャワーの温度を少しだけ下げても大丈夫!」
美容の話をしていると、髪や頭皮のケアにとどまらず、身体全体のこと、健康に繋がるアドバイスが必要になります。
でも、その方が、モデルさんたちも納得してくれて、家でやってみます。と言ってくださいます。
「美容師は、髪のことだけわかっていればいいわけではない!」
新人時代に勤めたサロンの先生が口酸っぱく仰っていた言葉ですが、今になってみて、やっぱりそうだよな、と感じます。
ホリスティックビューティーという言葉を聴くことが増えてきましたが、 ホリスティック →「全体の、包括的な」という意味のとおり、全体的なことを捉えることが大切だと感じます。
髪、頭皮に限らず、人の身体の健康や美しさのために、何が重要で、どんなケアが必要なのか?
表面的なことだけでなく、根本的なことからのアドバイスや提案をするためには、お客様との日頃のコミュケーションが本当に大切だと感じます。
先生の言葉を振り返ると、勉強はずっと続くもの、「人」を理解すること! なのだなと感じます。
だから、美容って楽しい。
Aya Horiguchi
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