見出し画像

「ミスをしない人の脳の習慣」まとめ

結論

「ミスをしない人とは、ワーキングメモリが大きい人のことであり、ワーキングメモリは鍛えることができる」

ワーキングメモリとは何か?

・ワーキングメモリ=「脳内で一時的に記憶を保存している容量」

・ワーキングメモリが情報を保存できる時間は「数秒から30秒」。

この容量が大きい人ほど、より多くの情報を整理することができるため、結果的にミスが少なくなる。

イメージでいうと、作業机の広さがワーキングメモリの容量とも言える。

机が広いほど、一度に多くの書類を置くことができ、それらを比較したり、まとめたりすることができる。

ワーキングメモリを鍛える

1. 有酸素運動

酸素を使うため、脳にもほどよい負荷がかかり、ワーキングメモリだけでなく、集中力や記憶力、理解力の向上にも効果がある。

2. 自然の中での運動

リラックス効果があり、集中力が上がる。

3. 暗記

記憶したり、覚えようとする作業はワーキングメモリを鍛えるには効果的である。

暗記の代表例としては、「資格勉強、語学勉強、昇進試験」など。

4. 暗算

いくつかの数字を一時的に据え置く必要があるので、その過程でワーキングメモリを使うことになる。そのため、うってつけのトレーニングと言える。

5. ボードゲーム

暗算と同じく、ボードゲームも頭の中で繰り返しシミュレーションを行う必要があるため、楽しく脳トレができる。

6. 料理

料理は同時に複数の作業を並行して行っていくため、段取り力を鍛えることができる。その段取り力がワーキングメモリを成長させる。

7. 読書

読解力が上がると、ワーキングメモリも大きくなる。

さらに、新たな知識やリラックス効果もある。

8. 睡眠

十分な睡眠を取ることで、脳の高いパフォーマンスを維持できる。

6時間より少なくなると、パフォーマンスは低下すると言われている。

作業効率を上げるテクニック

・デュアルタスク

有酸素運動+作業をすること。

有酸素運動は、血流を良くし、酸素が脳にいきわたりやすくなるため、思考力が上がったり、記憶にも定着しやすくなる。

マルチタスクとは、二つの作業を同時に行うことを指すが、効率の面でいうと、一つのことに集中して行うシングルタスクの方が良いとされている。

・手書きでメモをする

手書きでメモをすることによって、アセチルコリンなどが分泌され、脳の神経にほどよい刺激を与えるため、脳の活性化につながる。

さらに、メモに残すことで、その分に使われるはずのワーキングメモリの容量を空けることができる。

・3つの塊で覚える

人間の脳は3という塊がしっくりくる構造になっている。

情報の整理や暗記の際に、それらを3つの塊にまとめることで記憶に残りやすい上に理解力も上がる。

人の話を聞く時は、全体の内容を3つのポイントにまとめることを意識するだけで、理解度や定着度が大きく向上する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?