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“Ironic” by REMZEEを和訳して考える

“Ironic” by REMZEE

An old man turned ninety-eight
He won the lottery and died the next day
It's a black fly in your Chardonnay
It's a death row pardon two minutes too late
おじいさんは98歳になって宝くじが当たったその翌日に死んでしまった
シャルドネの中のハエ
2分遅かった死刑囚への許し

And isn't it ironic
don't you think
皮肉だよね
そう思わない?

Mr. Play It Safe was afraid to fly
He packed his suitcase and kissed his kids goodbye
He waited his whole damn life to take that flight
And as the plane crashed down he thought "Well isn't this nice..."
安全祈願氏は飛行機に乗るのが怖かった
彼はスーツケースをまとめて我が子にお別れのキスをした
そのしがない人生のなかでフライトを待った
そして飛行機が墜落し、彼は思った ”ああ、悪くない…”

And isn't it ironic
don't you think
皮肉だよね
そう思わない?

It's like on your wedding day 
It's a free ride when you've already paid
it's the good advice that you just didn't take
Who would've thought... It figures
結婚式の日にふる雨のように
既に支払いを済ませてしまったタダ乗り
受け取らなかった素晴らしいアドバイス
誰がはっきりと予測できただろうか…

A traffic jam when you're already late
A no-smoking sign on your cigarette break
It's like ten thousand spoons when all you need is a knife
It's meeting the man of my dreams
And then meeting his beautiful wife
既に遅刻しているときの渋滞
煙草休憩のときの禁煙標識
ナイフがだけが欲しいときの一万本のスプーンのように
夢のような男性に出会い、そして彼の美しい妻にも出会ってしまった

And isn't it ironic
don't you think
A little too ironic
and, yeah, I really do think
皮肉だよね
そう思わない?
ちょっと皮肉すぎるよね
本当にそう思うよ

It's like rain on your wedding day
It's a free ride when you've already paid
It's the good advice that you just didn't take
Who would've thought... it figures
結婚式の日にふる雨のように
既に支払いを済ませてしまったタダ乗り
聞き容れることのなかった素晴らしい助言
誰がはっきりと予測できただろうか…

Life has funny way of sneaking up on you
Life has a funny, funny way of helping you out 
Helping you out
人生は奇妙にしのびよってくる
人生は奇妙にあなたを救ってくれる

以上です。ここからは自分語りが始まるのでご了承下さい。

ポップでメロウな曲調とはまたギャップ萌えさえ感じるこの歌詞。この美しさが分かる人と一晩中語ってみたい。

ちなみに和訳は完全オリジナルなのでとても拙いのと上手なひとから見れば適当です。あ、でも完全ではないや。英英辞典、または英和辞典を参考にしています。

将来は四季のない外国の湖の波打ち際を眺めながら煙草を1カートン吸う予定なので英語は数年前から勉強し続けています。なので英英辞典とか気取ったものを使用しています。ちなみに煙草は発作を頻繁に起こし救急搬送されるレベルの気管支喘息を成人になってから発症したのでタール1でもむせるし医者から全力で止められています。血中酸素濃度なぞ知ったことか。

話しを戻しましょう。タイトルの「皮肉」。人生で皮肉な出来事はいくつあっただろうか。自分がこの歌詞に付け足すなら「将来湖のほとりで煙草を吸うと決めている人は成人してから重度の気管支喘息にかかった」とかだろうか。

この曲を聴いていると「人生はfunny way」なんだと思えてくる。つまり、人生は思い通り上手くいかなくてもそれが面白いし逆にそれが自分を解放してくれることもあるという非常なまでの自己解釈です。

アメリカの大学に行く2ヶ月前になって某疫病によりそれが中止が決まってもfunny way。

大学で勉学に励みすぎて社会はクソだと気付き“普通”に迎合できなくなり現在無職でもfunny way。

当時フリーターだった恋人の尻をひっぱたくように偉そうな事を言っていたにもかかわらず現在は面白そうな仕事をして楽しそうに稼ぎ成長していく彼の家に寄生し、毎日漫画を読んだりハムスターと遊んで過ごしていてもfunny way。

半年も愛をもって接しているハムスター当の本人にはただ食料を出す機械としか思われていなくてもfunny way。

なんか全然funnyじゃねえな。ただ人間としての価値が下がっていることに自認していくだけである。

まあ、アメリカに行かないことになって貯めてたお金を好きな本を買うのにあてられるようになったし、“普通”じゃない人たちの人脈ができたし、恋人の優しさに救われたし、ハムスターはもうその存在だけでいい。

なんだかんだ言ってその皮肉のおかげで解放されている自分もいる。

ああでも、やっぱりハムスターには愛されたい。安心して手の平の上で平べったくなってほしいものである。

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