【学生・転職向け】企業から内定を取るには自己アピールだけでは弱い理由
最近学生の方々だけでなく、中途転職に関してお話する機会が増えているのですが、自己アピールに注力しすぎてしまい「重要な考え方」を忘れているケースが多々あるように見受けられます。
そこで今回は、インターン、就活、転職において一つ共通しているポイントをご紹介したいと思います。
過去に自身が面接をする側、逆にされる側でもこの考え方は特に気を付けていた為、内定を勝ち取るには比較的有効だと考えますし、近々インターン、就活、転職をされる方はぜひこちらをご参考にして頂ければ幸いです。
その「重要な考え方」とは、
自分を客観的に評価出来ているか?
です。これは本当に重要な考え方だと思います。
選考において自己アピールに注力する事はとても大事なのですが、
相手側(内定を出す側)がなぜ貴方が必要なのか?を考えて戦略的に動く事が何よりも重要です。
さらに分解して考えると、基本的に内定までは「書類選考」「複数の面接等」と幾つかのステップがあると思います。その各ステップに対して、いかに自分を客観的に評価し相手が欲しい人材であるという事を常に発信出来ているか?が重要なポイントになります。
勿論、自己アピールに焦点を置いて書類や面接の準備をする事は大事です。
ですが、
自分を客観的に評価する事で他の応募者との違いを伝えられるかが実は選考において重要なポイントになります。
例えば、貴方が一人の顧客としてお店に行き、同じ値段且つ同じ品質の商品が店頭(メニュー)に並んでいた場合、何が最終的な購入までの決め手となるのか。
つまり、自分と同じレベルの人材が他にもいた場合、貴方はどの部分でその同レベルの人よりも優っている(雇いたいと思ってもらえる)のか。
例として、以下を基本的な内定までのステップとしてそれぞれ考えてみましょう。
①書類選考
■客観的な視点ポイント:
自己アピールを「相手」の目線で伝わりやすく簡潔にまとめる。その「相手」とは直属の上司になる可能性が高いと考えた場合、刺さるポイントは何か。何が得意で実行できる人材が一番優遇されるのか。多言語なのか、各種デジタルツールを使いこなせるのか、社会活動経験なのか等。何を貴方に求めているのか。同じスペックがある応募者がいれば、彼らより自分が優っている能力は何か。
②一次面接
■客観的な視点ポイント:
今回の「相手」は誰か。仮に直属の上司となる方が相手だと想定した場合、その未来の上司に伝えるべきメッセージは何か。また質問に対して瞬時に答えられる準備は整っているか。初対面の「最初の5秒」を大事にしているか。書類選考で纏めた「自分が優っているポイント」を再度きちんと伝えることが出来ているか。
③二次面接、④最終面接
■客観的な視点ポイント:
今回の「相手」は誰か。仮に上司の上司が相手だとするとその準備は整っているか。貴方の能力には問題ないと理解しているのであれば、能力の他に何を評価するのか。数年後を俯瞰して幅広い目線で課題を捉えられているか。自分が他の応募者よりも優っているポイントは再度伝えることが出来ているか。上司の上司と同じ目線、レベルで伝えられているか。
今回のまとめ
今回は企業から内定を頂くといった切り口からご紹介させて頂きましたが、客観的に物事を考える習慣は何を実行するにおいても非常に重要です。
特に新規事業の立ち上げや様々なマーケティングにおいて他社と差別化する上で客観的に物事を考える事はとても重要ですので、このあたりは後日ご紹介したいと思います。
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