育児歴が社会人歴になったら・・・
ずっと疑問に思っていた。
育児歴が社会人歴にならないのはなぜか?
男性は結婚や子供がいることが1つのステータスになったりするのに、
女性が育児ブランクから復帰すると、新人と全く同じ扱いを受けるのだ。
社内や仕事の仕組みを学ぶまでの短期間ではなく、その職場を辞めるまで、ずっと。
人生経験はものすごく豊富だとしても、新人が周りよりも物を知っているとあまり良く思わない方もいるため、知らないふりをしていなければならない事もよくある。
せつないのが、そうして努力しても所詮おばさんなので全く可愛くないし、新人みたいに大切に育ててもらう事もない。
Chat GPTにも聞いてしまった。
リーダーシップ要素もあるのでは?
でも、様々な職種がある中でどうして育児だけが比較の対象にならないんだろう?他業種から入社した人は社内の事を少し学んだ後、同年齢の人と同じ扱いを受けている。少なくとも、年配の男性社員から面倒くさいから・男性では間違うからと言って、周りのやりたくない事ばかりを押しつけられたりしていない。
経済的な観点で定義・・・
”育児は家族内で行われることが一般的であり、経済的な報酬があるわけではありません。そのため、育児経験を社会人歴として考慮することは、一般的な用語の定義から逸脱することになります。”
育児に報酬が出ないと言うより、夫が仕事・妻が育児を担当し、報酬を分け合っているイメージだったのだが、やはり、男性優位の社会において、考慮するに値しない位置づけになっている感じが受け取れる。
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自分の父親は、家族旅行も教育も熱心だったし、休みの日には畑で無農薬野菜を作ったり、裏の林でねんびろやあさつき、セリなどを採ってきて朝ご飯に並べたり、家族思いな人なので、
一言だけ切り取ってしまうとすごく嫌な奴になってしまうのだが、
仕事が辛いときに母親を見て「子供とお昼寝できる人はいいよな」と言う発言を思い出してしまった。
口癖は「女はいい大学を出て、いい会社に入って、いい男性と知り合って結婚するのがいい。女はお茶と掃除とゴミ捨ては進んでするんだぞ」だった。
当時は、企業には絶対に勤めない、大学には行かない。女でも自立できるように手に職をつけるんだ。父親のようなタイプとは絶対に知り合わない。・・・と、心に決めていた。
・・・結局生活のため、企業に勤めている今は、
よくやっていたな、父は。
私や旦那にはなかなかマネできない、、、と過去の反抗を反省しているが。
あれだけ残業して、新しいPCが出るたびに研究して遅れをとらないように努力して、大卒だらけの企業で高卒なのに昇進して管理職を務めながらも、広めの畑の手入れ、細かな大工仕事、鶏やウサギの世話までしっかり大黒柱として家の事をこなしていた。
卵を電球で孵した時には、母鶏と勘違いされて7羽のヒヨコの寝床にされていたっけ。
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あくまでもChat GPTの回答であり、一般論ではないわけだし
「だったらあなたに何ができるの?」と言われると、難しいけれど。
非正規雇用はどこへ行っても、入社後何年経とうと一番下の身分、
庶務雑務・ルーチンワークをこなし、意見を出す場所も、耳を傾ける人もいない現状だけれど、育児経験で培ったリーダーシップ、決断力、責任感、洞察力、コミュニケーション力がもっと活きる職種や、協業をしたら、もっと何か実るのでは?と、日々感じながら生活している。
育児経験が社会人歴として認められ、女性全員が相応の立ち位置で受け入れられる世の中になる事を期待する一方、
自分でも可能性についてもう少し、具体的に考えながら過ごしてみようと思う。