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ログラスのCSR活動で育む、中高生と共に描く“良い景気”の未来

■"ログラスnote駅伝”とは?
箱根駅伝の名物といえば、"山登り”。新年をさらに勢いづけていくために、
12月アドカレを走り切ったプロダクトチームからたすきを受け継ぎ、ログラスで「山を登った」エピソードをビジネス部門・バックオフィス部門が語ります!

前回走者のCFOの伊藤駿さんのシリーズB 70億円調達に関しての記事もぜひご覧ください!
昨年のSequoia Heritageなどの海外投資家からの調達について語っております。(めちゃくちゃ面白いです!)

第10区走者は、マーケティング部の高野が務めさせていただきます。
私の自己紹介としては、下記をご覧ください。


私のとっての"山登り”については、"会社にとって、社会的インパクトのある新しいチャレンジ”となります。
私からは、ログラスの他のnoteを片っ端から見ても語られていないであろう、ログラス初の"CSR活動”についてお話をさせていただきます。

実施されたワークショップのログラス社員と生徒、先生のお写真

この記事を読んでいただく方に届けたいことは以下2点となります。

  1. ベンチャー企業での職務は、自分の与えられた裁量の中で縮こまるのではなく、より高い視座で社会的にも貢献できる施策を考え実行することができること

  2. Missionは与えられたものを追いかけるのではなく、自身でMission実現のために新たな物語を作れること


▼中高生向けワークショップ実施の背景

2024年8月28日(水)、ログラスは、中村中学校・高等学校(所在地:東京都江東区)の生徒を対象に開催した、"良い景気”について考える「職場訪問ワークショップ」を実施しました。

本ワークショップは、次世代を担う学生たちが「良い景気とは、どんな状態か?」「良い景気を作るために、自分たちができることは何か?」などについて話し合うことで、日本の景気や働くことをより身近に感じてもらうことを目的に実施しました。

なぜこの活動をしようと思ったか?

これはひとつの企画から始まりました。
その企画とは、昨年ログラス社で行われた全社合宿でした。

毎年ログラス社は全社合宿を行っており、その合宿の事前課題として課せられたのが、「良い景気を作るためのギネス級の挑戦を3週間でしてきてください」というものでした。

144名(2024年6月時点)の社員が10チームに分かれ、さらにそこから3〜4チームに細分化され、おのおのが3週間でできるギネス級の挑戦をしました。
この発表があった際に、「まさにここでやるしかない!」と思い本ワークショップ企画をチーム内に持ち込みました。

その企画とはこちら

なぜこの企画をやりたかったか?
2つの理由があります。

1つ目は、大人になった今でも、中学生のときに行った職場体験を鮮明に覚えていること。
2つ目は、次世代を作る学生の皆さんに"良い景気”について考えていただくことで、日本のよりよい未来が作れると信じていること。

特に2つ目は、私が中学生・高校生の頃(約20年前)、景気について考えた記憶はほぼなく、当時そのようなことを真剣に考える時間があれば、もしかすると人生が変わっていたかもしれない……と思っていたからです。

実際に、教育をつかさどる文部科学省の定める教育課程の理念にこう記載があります。

引用:社会に開かれた教育課程(これからの教育課程の理念)https://www.mext.go.jp/content/1421692_4.pdf

要約すると、資質や能力を明確化し育み、社会と共有・連携し、よりより社会、いわば良い景気をつくるための学校教育を行う
この語り部として、"良い景気を作ろう。”というMissionを掲げている我々が積極的に行っていくべきだと考えました。

チーム内に持ち込んだ際には、「めちゃくちゃいい!」「やってみよう!」とすぐになったのですが、一番の論点は3週間でどのように実行するか?ということでした。
3週間で挑戦をするだけではなく、なにかしらの結果を残さないといけないからです。
次にどのように3週間で実現させたかについてご紹介をします。

▼3週間という短期間でなぜ結果をだせたか?

結論をいうと、単純に運が良かった。これに尽きます。
もちろん、やみくもに行ったわけではなく、チームメンバー5人で、短期間で成果をだせるようなスキームを組んだからこそ結果をだすことができました。

施策というのは、まず最初に得たい効果や目標(ゴール)を設定し、そこからボトムダウンさせたタスクを処理をしていく作業です。
それらのタスクが適切であればあるほど、設定した効果や目標を達成できる可能性が高まります。

今回の企画も同様であり、まず我々が設定したゴールとしては
"3週間後までにワークショップを受け入れていただける中学校/高校を探し出し、年内開催の許諾を得ること”
でした。

正直これはめっちゃ難しい……
ベンチャー企業かつ、CSR活動に関して一切の知見や経験のない会社を受け入れてくれる学校がどこにあるのか……
ただし、これで諦めていては意味がありません。まずは探索をし、最速で実行してみることに意味があります。

まず行ったこととしては下記です。
これらをチーム内でタスクを分けて同時並行して行いました。

  1. コーポレート部に今回のCSR活動の許諾を得ること

  2. 受け入れてくれそうな学校を洗い出すこと(過去に企業ワークショップをしていた学校を洗い出す)

  3. 企画内容を磨き、合宿のプレゼンに備えること

1の許諾が得れたタイミングで、3で磨いた企画書を作成し、2で洗い出した学校に対して電話でアプローチを始めました。

ここで奇跡が起こりました。

なんと、1件目でアプローチした中村中学校・高等学校の担当の先生と繋がり、先方から快諾を得られたことでした!
ここは本当に運が良かったのと、素晴らしい学校、担当である先生に巡り合えたことに感謝しました!!

ご承諾いただいた、中村中学校・高等学校さま
https://nakamura.ed.jp/#Top

その後、チーム内で企画案を詰め、学校側と打ち合わせを重ね、2024年8月28日(水)の開催が決定しました。

そして、ここまでの成果を合宿にて発表し、会場は大いに盛り上がりました!

合宿でのプレゼンのワンシーン

次に待っているのが施策の実行です。

▼ワークショップの実施内容

ワークショップ全体としては、交流会を含めて約2時間40分で設定をしました。
当日は、中村中学校・高等学校の生徒14名にご参加いただきました。

当日のプログラム内容

まずは、COOである竹内が当社のMissionや事業内容、日本経済の現状について説明を行い、生徒たちが企業活動と社会の関わりについて理解を深める機会を提供しました。

その後、5チームに分け、各チームのファシリテーターとしてログラス社員も参加し、以下テーマに関する議論を通じ、良い景気と自分たちの生活が密接に関わっていること、良い景気のために今すぐできること/将来に向けて準備することなど、さまざまな気づきを得る機会を提供しました

  • 良い景気とは、どんな状態か?

  • 良い景気になると、自分たちの生活にどんな影響がありそうか?

  • 世の中を少しでも良い景気にするために、自分たちができそうなことは?

生徒の皆様が社員と共に、良い景気について考えている様子を見て、「実現できて本当によかったな……」と心から思いました!

活発なディスカッションを交わす生徒と当社社員

ディスカッションを経て、それぞれのチームから代表者を選出いただき、自分たちのチームが考えた3つのアジェンダについて、「なぜそう考えたか?」「どういう結論をだしたか?」について経緯と結果を話していただきました。

皆さん、発表も堂々としており、各チームからさまざまな意見が出てくるのを見て、我々社員も社員も多くの刺激をいただきました!!

各チーム、ワークショップで議論した内容を発表
ディスカッション結果のホワイトボード

その後は、社員への質問タイムを経て、昼食も兼ねた交流会を行いました。

結果、ご参加いただいた生徒の皆様や学校側にもご満足いただき、「来年もぜひ開催したい」というポジティブなお声をいただきました!

ご参加いただいた生徒のアンケートの抜粋

私自身、このような社会貢献につながる仕事をしたのは初めてでして、大いに刺激になりましたし、CSR活動を行う社会的意義についても理解が深まり、職務以外でもこのような活動をしていければと考えるきっかけになりました!

改めて、許諾をいただいた中村中学校・高等学校さま、ご参加いただいた生徒の皆さま、一緒に企画を作り実現させたチームメンバーの皆さま、当日関わっていただいたログラス社員の皆さま、本当にありがとうございました!!

▼最後にお伝えしたいこと

さて、最後に冒頭でこの記事で伝えたいことの2点についてご説明し、この記事を終えられればと思います。

1 . ベンチャー企業での職務は、自分の与えられた裁量の中で縮こまるのではなく、より高い視座で社会的にも貢献できる施策を考え実行することができること

基本的に社会においては、人それぞれ役割が与えられており、その役割の中で活動を行っているかと思います。
例えば、営業であればお客様に商材の価値を届け販売をする活動、マーケティングであれば製品を世の中に広める活動です。

ベンチャー企業においては、このような職務における役割は裁量の1つのでしかありません。
自分の与えられた裁量の中で縮こまるだけではなく、考え実行するガッツさえあれば、今回のような会社として初めての試みであるCSR活動さえ実施できます。

常に視座を高く、鳥の目、虫の目で物事を見ることで、自身の成長だけでなく、会社の成長にも大いに貢献することができます。
それが、ベンチャー企業で働く醍醐味です。

2 . Missionは与えられたものを追いかけるのではなく、自身でMission実現のために新たな物語を作れること

Missionというのは、会社が定めたものではあります。
多くの人は、会社が定めたMissionに共感し、その船に乗って一緒に航海をするかと思います。
ただし、それに相乗りするだけでは全く面白くありませんし、その考えが大多数ではMissionの実現自体も危ぶまれます。

船に相乗りするだけではなく、自分たちがこのMissionを実現するための新たな物語をつくるんだ、そのMission達成のための舵を取るんだ。
そういった意気込みのクルーが多数でなければ実現できるものではありません。

ベンチャー企業では、Missionの実現のために、新たな黄金の1ページを作れる環境であること。そのために、1でお伝えした自身の役割を超えた裁量さえも得ることができる。

そのような環境が我々ログラスにはあります。

少し会社のPRのようになってしまいましたが……笑
ログラスでは、今後の拡大に向けて多くのメンバーを募集しております!
もし、ログラスに少しでも興味が湧いた方は、気軽にメッセージを頂けますと幸いです!!

【カジュアル面談はXのDMよりお声がけください】
https://x.com/kouhei_hero

【採用情報】
https://hrmos.co/pages/loglass/jobs

【マーケティング部の採用情報】
https://hrmos.co/pages/loglass/jobs?category=1979778846053433346


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