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筋トレ6年生が語る、失敗と成功のリアル②

言い訳は「コロナ禍」リバウンド地獄で大増量!

さて、昨日の記事に続き、筋トレ人生も6年目に突入した記念にシリーズ投稿をしています。今日はその2回目。筋トレ1年目〜2年目におきたまるでドラマのような波乱万丈の時期についてお話しします。

昨日の記事にも書いたようにダイエットやカラダ作りは「短期間の成果よりも、地道な継続が大事」ですが、これは、5年間筋トレを続けてきたわたしだから言えること。現実はそんなに甘くない。1年目後半から2年目にかけて、見事にリバウンドしました。それも、自分史上最高体重を更新するという快挙を成し遂げたというお話しです(笑)。

リバウンドの嵐とコロナ禍の追い討ち

きっかけはコロナ禍です。わたしが筋トレを始めたのは2020年1月。当初はジムでの対面トレーニングが続いていて、「今度こそ痩せる!」と意気込んでいました。でも4月、緊急事態宣言が発令されてすべてがオンラインに切り替わりました。

最初は「自宅でも頑張るぞ!」と気合を入れていましたが、対面トレーニングと違ってトレーナーの前で体重を測る機会がなくなり、6ヶ月のコースで通っていたので、6月以降は維持という段階に入り、この時点では10キロくらいは瘦せてたんですけど、本当にじわじわ体重は増えて行くのでした…。

食事管理だけは続けていたので、本当にゆるやか〜〜〜に増えていくんですね(笑)そうこうしているうちに、いつの間にか自分に甘くなっていきました。
緊急事態宣言中だからとウオーキングをサボり…。
24時間ジムでの自主トレも手を抜くようになったんです。

さらに追い討ちをかけたのが2022年2月。わたし(たち:夫も)はついに新型コロナウイルスに感染してしまったのです…。

食生活崩壊と心の折れる音

夫婦でコロナに感染したわたしたちは、約2週間の間、自宅で軟禁生活をおくることに。当然、買い物にもいけないのでUber Eatsに頼り切りの食生活を送りました。まぁ、早く治したい一心で「栄養補給が大事だから!」と言い訳しながら、毎日のように届く高カロリーな弁当やファストフード。ウオーキングも筋トレも2週間お休みし、その間に筋肉はみるみるうちに衰え、体重はどんどん増えていきました。

もうね、心がポキッと折れる音が聞こえましたとも。
修復不能な複雑骨折レベル、ポキッなんてもんじゃない、バキッです(笑)

「もう無理、やめた!」と全てを投げ出したくなったんです。ここまで頑張ってきたのに、全部台無し。さらに後遺症として味覚障害が残り、これがダメ押しでした。

それまで、低脂質・高タンパクの食事管理を徹底していたんですが、味覚が戻らないと料理への意欲もゼロ。食生活が崩れると体重は増え、筋トレもやる気がなくなり、負のループが止まりませんでした。

その結果、わたしの体重はまさかの自分史上最大記録94キロを更新。もう「筋トレ」とか「健康」とか、遠い世界の話のように感じていました。(当時の写真と今のビフォアフ)

太っているころの写真がほとんどない(笑)

コロナ禍が見せた他人軸の罠

「全部コロナのせいだ!」と当時のわたしは思っていました。感染したせいで筋トレができなくなり、味覚障害のせいで食事管理が崩れた。それまでは頑張っていたのに、全部壊されたんだ!と。

でも、今思えばこれは他人軸の考え方でした。本当に続けたいのなら、別の方法を模索する余地はあったはず。けれど、当時のわたしはその余裕すらなく、ただ環境に振り回されていただけだったんです。

それでもわたしを救った仲間

それでも、そんなわたしを救ってくれた人たちがいました。

トレーナーのYUさんは、どんなにリバウンドをして、落ち込んでいるわたしにも「大丈夫です、また始めればいいんです」と優しく励ましてくれました。諦めずに寄り添ってくれるその姿勢に、わたしは何度も救われました。

そして夫は、変な味付けでも文句を言わず(笑)わたしの作ってモノを食べてくれましたし、一緒にウオーキングと筋トレを続けてくれる頼れる存在でした。「今日も一緒にやろう」と声をかけてくれるだけで、「まだ頑張れるかも」と思えたんです。

昨日の記事にも書きましたが、「何かを成し遂げたいとき、誰を仲間にするかが大事だ」という言葉を、わたしはこの時期に痛感しました。

リバウンドからの再スタート

リバウンドは正直、辛い経験でした。でもそのおかげで気づけたこともあります。

筋トレも人生も、短期間で完璧を目指す必要なんてない。何度失敗しても、諦めず立ち上がり続けることが大事なんだと。

次回は、わたしがどうやってリバウンド地獄から抜け出したか、「習慣化」についてお話しします。お楽しみに!

シリーズ記事はこちら👇


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