簡単おすすめ!慣れたら10分程度。家庭で作るカルボナーラ【小部屋007】
「うわ、くっさ!」
僕が子供のころ初めてパルメザンチーズに遭遇した時の感想。
この感覚は今もあまり変わってません。
どちらかというと、苦手なんです。
そんなパルメザンチーズ苦手な僕でもお勧めしたいのが、ローマ風カルボナーラ。
パスタはお子さんが大好きだったり簡単に作れるということもあって緊急事態宣言後、スーパーの陳列棚からごっそり姿を消してしまうほど皆さん買っているようですね。
(最近は少しだけ落ち着いてきて、少しなら置いてるの見かけます)
で、お勧めしたいレシピはコチラ!!
*初見で作ってみた流れも書いてるので、よかったらこの投稿も最後まで読んでいただけると幸いです
ローマ風カルボナーラ
スパゲッティ 160g
ベーコン(かたまり) 60g ←もっと少なくても大丈夫
卵 2個
パルメザンチーズ(粉) 15g ←これ苦手なやつ!!
塩 ひとつまみ
バージンオリーブ油 小さじ2
パスタのゆで汁 50ml
塩 適量
黒こしょう
こんなシンプルな材料で作れます。
牛乳や生クリーム使わないんですよ!
緊急事態宣言がでるかどうか騒がしくなっていて、たまたまテレビをつけていたら飛び込んできたのがこの番組。
ちなみに、関西圏では上沼恵美子さんのレギュラー番組はいろいろあって目にする機会が多いのですが、その他の地域ではこの番組くらいが普段お目にかかれる番組な気がします。
M-1グランプリでその存在(強烈な個性)を知った方からすると、上沼さんが料理上手ってイメージきっとないですよね?
上沼さんって、たくさんの冠番での仕事の傍ら主婦業もバリバリこなすんですよ。
ママタレントのキラキラ料理とちょっと違うのは、ずぼらでも美味しいっていう庶民的な感じの料理上手さんなんです。
これらのエピソードは、上沼さんの番組を見てると結構伝わってきます。
(嫁姑問題や旦那さんネタが多いし面白いです)
前置きはこのくらいにして、ローマ風カルボナーラについて。
『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』
で紹介されていたのですが、僕はカルボナーラを作るのが苦手で。
いろいろ材料いるし、結構火加減とかが難しいし。
なのでパスタ作るのはトマトソース系かペペロンチーノ系しかレパートリーがなく、興味津々で見ていました。
番組を見ていて、
「うわ、なにこれ。 めっちゃ簡単そう!」
「これなら失敗せずにできるんじゃないかな」
こう思っていたんですよ。
そしてとどめは実食シーン。
上沼さんがローマ風カルボナーラを口にして。
「私こっちのほうが好きです」
(生クリームを使う日本で一般的なカルボナーラと比較して)
この瞬間、僕の中で作ってみようとスイッチが入りました。
そこで家にある材料を考えたとき、
なかったのは パルメザンチーズ と ベーコン
これ、料理あるあるかと思いますが、メインで料理担う人が苦手な食材って家にないんですよね。
好んで作らないから。
速攻でパルメザンチーズ買いに行きました。
苦手だけど。
ちなみにベーコンは好きですけど、我が家ではあんまり使いこなせない(開けて使い切るまで時間がかかるしお高め)ので普段家にありません。
運よくハムのブロック(塊)が売っていたので、ベーコンよりはるかに安いこともありこれも即購入。
まぁ、ベーコンと同じように味を出してくれるでしょう、と思い買いました。
幸先よく、食材は調達完了。
ただ、ご飯の献立はすでにおおよそ決めていたので番組を見てから初めて作ったのは数日後。
作った時の流れを思い出しながら記すと
・まず最初にお鍋に水と塩を感覚で投入し火にかける
・卵を溶いてパルメザンチーズ(分量通り)と塩を加えて混ぜる
*この瞬間はちょっと苦手なにおいがしてる
・ハムの塊をレシピの写真見てだいたいの量、大きさで切る
*ここで湯が沸く。やべっ、ってなって最弱の火力に切り替え
・火力を戻しパスタをだいたいの分量手に取り鍋に投入
・フライパンにオリーブオイルを適度に入れて中火にかける
*火が入ったらハム投入
・パスタ袋に書いてある茹で時間よりわりと短めに火を止める
・ハムがいい香りしだして軽く焦げ目も付いたので弱火にしてゆで汁加える
・混ぜてくつくつしてきたのでパスタ投入
・弱火のままパスタと材料をからめる
・パスタがちょっと硬めなのを確認して火を止める
*調理後の熱でパスタが柔らかくなるので、この硬さ調節大事
☆下の子の麺は下記の間茹で続けて柔らかくする←再点火
・混ぜた卵材料をパスタに投入しかき混ぜる
*あ、水分量が足りない!!!
*卵が結構だまだまになり、かつパサつき気味に
・急いでゆで汁追加投入し少し火を加えて混ぜる
・味見をして、子供にはそのままとりわける
・大人は塩を気持ち加えてまぜ、皿の上に移しブラックペッパーをかける
☆フライパンにかすかに残ったソースを麺に絡め下の子用に
・なんとかそこそこの見た目で完成!(卵、結構だまになってたけど)
と、こんな感じで出来上がりました。
およそ15~20分くらいだったかと思います。
ある程度レシピ通りですが、ある程度適当に進めてます。
レシピをきっちり正確に、はめんどくさいのでいつもこんな感じです。
出来上がったローマ風カルボナーラからは、苦手な度合いでのパルメザンチーズ臭さがしてこない!
これは期待できそう、と思っていたら妻が食べはじめ
「ちゃんとカルボナーラの味してる! 美味しい!」
と喜んでくれて。
料理作ってると、この瞬間ってほんと幸せなんですよね。
仮に僕が苦手で食べられない味だったとしても、この時点でレパートリー入り濃厚です。
そして僕も食べる。
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カルボナーラの味してる!!
パルメザンチーズの苦手な度合いのにおいもしてない!!
子供もニコニコ食べてくれてる!!
とても美味しく充実した気持ちで完食できました。
手抜きなのにカルボナーラになるって最高!
僕のパスタレパートリー入り確定です。
ここまで読んでいただいて、いつも作るパスタメニューに比べて簡単そうだなって思いませんでした?
使う食材も少ないので、足りない分があれば調達してでもぜひ作ってみてください。
もしあなたのパスタレパートリー入りとなれれば、これほどうれしいことはありません。
*トップの画像はこの時取り忘れたので、今日のお昼作ったものを使用しています。
(3回目くらいなので順番を少し入れ替え十数分で完成しました)
最後に余談。
ミラノ風ドリアって、ミラノと全然関係ないって知ってました?
ミラノで頼むと、全く違ったのが出てくるらしいですよ。
なおこのローマ風カルボナーラのおおもとは、生クリーム使って大変なんやってられるか!なイタリアの一般家庭でよく使われる簡単手法のようです。
パスタの麺とか使うチーズとか違ったりはするみたいですけど。
よくパスタを食べるイタリア人の知恵、ってことですね。
⇓ 参考までに、本場のレシピはこちらをどうぞ ⇓
それでは、また明日。
*この投稿は5月2日14時00分 で予約投稿しています。
もしこれを見て食材買いに行く、ってなったらうれしいなとの願いも込めて。