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現実に「異世界転生!?」「千葉工業大学 未来ロボット技術研究所 fuRo」古田貴之所長を堀江貴文さんが訪問して体験。

この動画凄かった!
AIの「自動学習」の世界は、もうこんな「ロボットの身体の動きを制御する」という分野で、バャーチャルな空間を使って「ロボットに学習させる」ことが出来ている!

その最新技術を開発したのが、
「千葉工業大学 未来ロボット技術研究所 fuRo」

この動画、始まってすぐからが見もの!

それほど高価ではない、「四足歩行」の犬のようなロボットの「脳」に当たる「動きを制御する部分」の「プログラミング?」(なのかなぁ)を、バーチャル空間(仮想空間)で作られた、仮想の「大量のバーチャル犬?」に、いろいろな「試練」を与えて、上手く歩行できるように、自動学習させるという・・・。

現在のロボット技術の主流は、さまざまなセンサーを使って、周囲を観察し、そのデータを絶えず処理して、動きを最適化している。(まぁ、ムチャクチャ簡単に言うと😂)

しかし、この千葉工大の、「仮想空間」で学習した「脳」を移植された?(比喩です!)ロボット犬は、全く周囲の情報を取得せず、古田さん曰く「目隠し状態」で、反射的に身体(ロボット犬の)を動かして、自動で動くことが出来ている。
指令は、行く方向を指示するだけ。

とにかく動画を見ると、その動きにびっくりします。


もうひとつ、私が「自分の体験」から興味を持った話は、後半です。

人間(生命)は、内臓から全身の筋肉まで、全身のあらゆる場所から「身体の動きを制御するため」のデータを得ているというようなお話。

AIと私たち生命との大きな違いとは?

私は自分の筋肉の障害から、いかに全身の筋肉が私たちの身体の「本当に細やかな動き」に対応するメカニズムを持っていて、筋肉細胞の最小単位「筋原線維」レベルでの筋肉の動きというのを、「脳は、信号としてちゃんと受け取っているのだろうな」と感じるのですが、古田さんもロードバイクで悪路を操縦する人の話をしながら、「人は、全身で感じて(全身から情報を得て)コントロールしている」と。

少し別の例をお話すると、金属加工などの仕事をしている職人さんの中には、指先で「ミクロン単位」の滑らかさを感じとれる人がいます。
この感覚は、筋肉細胞の「筋原線維」が「伸びたり縮んだりするメカニズム」を理解すると、「ミクロン単位でも感じるかも」と想像してしまいます。

「筋原線維」のメカニズムは、その部品であるタンパク質の「物理的」な振る舞いによって、構成されているからです。
(いきなりこんなこと言っても、訳わからないかとは思うのですが、私もいつかこのメカニズムが解ればいいなと思っているので書いときます)

このように、身体の細胞レベルのメカニズムも、タンパク質という「身体の部品」で構成されたものなのですから、「量子コンピュータ」が使えるようになれば、容易に仮想空間で再現できてしまいそうです。

そして、コンピュータのシミュレーション能力がこれからも上がる訳で、身体そのものを仮想空間に再現して、「全身からの信号も再現してシミュレーションデータとして使う?」というようなことを古田さんは話されているのかなと想像しながら聞いていました。

今回の「ロボット犬」で学習したようなことが、もっと高度に出来てしまう未来・・・。

ホント、どんな世界になるのでしょうね。

私も「バーチャル・ヒューマン」で再現してみたいこと、
あるんですけど・・・。