「流布」と古着の不思議な縁
言葉には、ときどき不思議な縁を感じさせられます。
最近、「流布(るふ)」という言葉について、改めて考える機会がありました。
「流布」と古着
「流布」とは、「広く世に行き渡ること」を意味し、情報や思想、物語などが、人々の間を自然に広がっていく様子を表しています。
この言葉をじっくり考えていると、私たちが扱う「衣服=布」とも深く結びついていることに気づきました。
古着とは、一度誰かに大切にされた衣服が、新たな持ち主のもとで再び息を吹き返し、新たな魅力をまとって生き続けるものです。
単なる布の受け渡しではなく、時を超えて人々の間を巡り、新しい価値を生み出していきます。
古着は、ただの布ではありません。
そこにはスタイルや価値観が受け継がれ、次の世代へとつながっていきます。
そう考えると、「流布」という言葉が持つ“広く世に行き渡る”という性質は、古着の“受け継がれ、広がり続ける”姿と重なります。
「流布」が映し出すもの
「流布」という言葉は、「流」と「布」の二つの漢字から成り立っています。それぞれの字が持つ意味を見てみると、この言葉の特徴がより明確になります。
「流」:水のように自然に広がり、行き渡る。
「布」:布のように敷き広げ、広く届ける。
ここには、私たちの社名「ヘンゲンジザイ」の根底に流れる「水の哲学」が映し出されています。
水は形を持たず、環境に応じて自在に姿を変えながらも、やがて大地を潤し、どこまでも広がっていきます。
私たちが扱う古着もまた、時を超え、持ち主を変えながら新たな物語を紡いでいきます。
この流れの中で、古着屋フロウのアイテムは『不老』の名のごとく、時代に縛られることなく生き続けます。
流れる水に触れるように、今この瞬間を
ヘラクレイトスは「万物は流転する(Panta rhei)」と語り、
鴨長明は「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」と記しています。
そして、レオナルド・ダ・ヴィンチもまた、こう述べました。
「川の中ではあなたが触る水が一番最後に過ぎ去ったものであり、また、一番最初に来るものである。 現在という時も同じである。」
流れる水に同じ一滴はなく、触れた瞬間に過去へと去っていきます。
古着もまた、時を超えて受け継がれるなかで、その瞬間にしかない出会いを生み出してくれるのです。
一点モノとの出会い―ECサイト・Instagramへ
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ECサイトでは、ここだけでしか手に入らない一点モノのアイテムを販売しています。
「誰も同じ川に二度入ることはできない」と言われるように、あなたの「今」を表現できる特別な出会いがきっとあるはずです。
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Instagramでは日常の装いに、新しいスタイル(流儀)を取り入れるヒントを随時発信しています。
あなたのアクションが新たな「流布」を生む
あなたが古着を手に取った瞬間から、その服(布)はあなたを通じて新たな物語を紡ぎ始めます。
時を超えて受け継がれた一着が、今、あなたのもとで『不老』の名のごとく新たな魅力をまとい、ふたたび息を吹き返します。
そして、その物語は、あなたのひとつのアクションによってさらに広がっていきます。
「いいね」「シェア」「フォロー」を通じて、新たな「流布」が生まれ、この流れがより深く、より広く巡っていくのです。
今、この瞬間が、新しい流れの始まりです。
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「流布」という言葉のとおりに、この流れが自然と広がり、つながっていくことを願っています。