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どうせなら殴ってくれないか?-詩-

最初に言いたいのは
僕は殴られるのが好きとかではない
むしろ必要ないなら殴られたくない
痛覚が存在しているから痛いんだ

では何故殴ってくれないかと書いたかだ

それは精神的に攻撃をしている人に言いたくなるんだ

傷つけている事に自覚がある場合は良いんだが
自覚もなく相手のためと思っている人に言いたくなる

嫌みとか攻撃的な言葉を投げかけているのは
殴っていると同じで
精神的な攻撃だったりする

特に言い返せない人間に当たるんだよね

例えば相手が嫌がる発言や
過去のトラウマを刺激するのは
肉体的に殴るという行為と変わりはないんだ

だから
自分のしている行為に対して
自覚して欲しいから殴ってくれれば
自分が暴力を振っていると自覚するんではないかと僕は思ってしまう

精神的に落ち込んでいると
防御は出来ない

そして
精神的なトラウマは防御がしづらい

だが
肉体ならばある程度は防御が出来る

殴られる瞬間に
力を入れたり
少し体を引く事で勢いを消せる

流れに逆らわずに
相手の攻撃してくる向きに向かうのではなく
受け流せば攻撃のダメージはない

そして
棒で殴られても平気な格闘家でも
力が抜けている時に殴られたならば
大けがをするさ

だからさ
自分が相手のためだと言って
無自覚に殴っているのを理解するために
「殴ってくれないか?」
と言いたくなる

そこで気が付いたら楽だけど
本気で殴って来る人もいるから
面倒に感じる

自覚がないのは一番難しい

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