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どのお子さんも、どの保護者もほっとできる場を目指して

ハロハロラボには、様々な事情から学校への登校ではなく、家庭で学習する事を選択したお子さん達がいます。特にコロナ禍、持病がある、家族に持病があるなどの理由でコロナの感染対策を、より厳重にしなければならない子ども達がいます。
学習したい、お友達と遊びたい、色んな行事に出たい、という気持ちをハロハロラボで少しでも叶えることができればと思っています。

また、コロナ禍学校に通っているけど、もっと自由に遊べたらいいな、というお子さんもいます。マスクなしで楽しくおしゃべりしたい、おしゃべりしながらご飯やおやつを食べたい。

そして、オンラインだからこそを作り出したく、学校だけではなかなか出会えない人と出会え交流を持ち、日常的な交流を目指しています。大学生のボランティアのお姉さん、お兄さんと遊んだり、たくさんのいろんな職業の大人と出会ったり、学んだり、好きなことで繋がったりしています。日常的に、長期的に関係を持つことで、安心して人間関係が作れ、また失敗もできるし、その次に生かすこともできる、またいろんな人と出会うことで興味や可能性が広がると思っています。

わが子が学校に登校していないという場合、保護者は悩みが多くなりがちです。「私の子どもは学校に行っていません」「私の子どもは不登校なんです」と周囲に言いにくいというのが本音ではないでしょうか?社会的にも精神的にも孤立したり、不安を感じることが多く、またこれでよいのだろうか?と自責の念に駆られることもあるのでは?と思っています。

ハロハロラボでは、そういった保護者たちのリアルの悩みや解決方法が集合知としてあります。毎日どうやって学習を家庭で見ているか、学校とは?担任の先生とはどういう関係を築いているか?ご近所とは?PTAは?育成会は?祖父母、義母、義父との関係は?など。

お互いを尊重し、どの立場の人も、どんな考え方も否定せず、寄り添い、そのご家庭・お子さん自身の選択を応援します。

お子さん自身の気持ち、そして保護者の気持ちを大事にしたいと思っています。私自身は長年企業で人事の仕事をし、産業カウンセラーとして従業員の「気持ち」と向き合ってきました。何より、お子さんと保護者の「気持ち」を大事にしたいと思っています。

子どもが学校に行っていないと家庭中心です。その家庭が少しでも安らぎの場になるように、ハロハロラボでは母がほっとし、楽しめるのが大事だと思っています。(※ジェンダーロールを押し付けてしまいそうな言葉のチョイスではありますが、ハロハロラボでは現に多くの「母」が一手に引き受けていることが多いと感じているため母と表記しました)

ハロハロラボは、お子さんが乗り気でなくても、保護者自身が楽しめる場です。同じように学校には登校せず家庭で過ごしている他のお子さんと会話をすることで、安心でき何より楽しいです。「うちはこれで悩んでいます」に共感をもらったり、それに対して「うちはこうやって乗り越えたよ」を聞いたり。子育ての先輩もいれば、わが子より小さい子を育てている保護者がいたり、異業種、海外在住の日本人の方と話をすることで、今の自分を、より俯瞰で見たり、可能性について考えることができ、私は所属することで生きやすさと楽しさを得られると思っています。

コロナ禍、閉塞感ばかりで、ウクライナのことを考えると胸が締め付けられ無力感に苛まれます。でも、嘆いているだけでは進まず、わが子の学習も食事も洗濯も掃除も私がやっていかないとならない。だからこそ、楽しく、同じように頑張っている人たちと繋がり、笑って、わが子を育てていきたいです。わが子だけでない。今後2030年問題など、多くの地球規模の問題に直面する子ども達に、少しでも楽しい時間と、お互いを尊重する寛容さ、問題を見つけ解決しようとする行動力、日本だけではないことに思いを馳せ自分と社会がよりよく暮らす方法を考え行動する大人になってもらいたいと思っています。

そのためには、自分を大事に、色んな人と付き合い、尊重する、失敗する、学ぶ経験ができたらと思っています。
コロナ禍だけど、オンラインだけど、きっと、だからこそできることがあると思っています。
新学期で憂鬱だと思っている家庭に、ハロハロラボが届けばと願っています。
(文責 ハロハロラボ代表 小川)



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